都響の新首席コントラバス奏者・水野斗希さんにインタビュー

 この春、東京藝術大学を卒業し、東京都交響楽団の首席コントラバス奏者として入団した水野斗希さん。5月に出演されるHakuju Hallの名物シリーズ「リクライニング・コンサート」についてお話を伺いました。

 2023年、大学2年時に東京音楽コンクール弦楽部門で、史上初のコントラバスで第1位を獲得。ソリストとしての活動のほか、Japan National Orchestraにも所属するなど、在学中からその活躍は目を見張ります。

 幼い頃は習い事を多くさせてもらい、運動系では空手(なんと黒帯)や水泳。なかでも長く続いたのがピアノで、レッスンでは作曲も行っていたそうです。

 「幼稚園の頃からピアノを習っていたので、中学に進学し部活を選ぶ際、音楽に関係あるものをと思いオーケストラ部を見学しました。フルートや、弦楽器ならチェロを考えていたのですが人気で、顧問の先生に背が高いからとコントラバスをすすめられたんです。最初に弾いたときは振動がすごくて、身体全体に伝わってくる感じがありました」

 中学・高校生の頃に所属していた学生オーケストラは毎年定期演奏会があり、高校2年生の時は指揮と運営を1年間担当していたとのこと。

「曲作りや指揮をすることは楽しくて、いまでも楽曲の構造を作曲家目線でみたり、どこのパートがきっかけで音楽が動いていくのかを気にしながら弾いたりします」

 「指揮者になることは考えていないけれど、作曲はまたしてみたい」とはにかみながら語ってくれた水野さん。4月からの歩みにも期待が高まります。

 記事はぶらあぼ5月号(4月18日発行)に掲載、お楽しみに!

文・写真:編集部

第186回 リクライニング・コンサート
水野斗希(コントラバス)& 小澤佳永(ピアノ)

2026.5/27(水)15:00 19:30 Hakuju Hall
 
クーセヴィツキー:4つの小品
 1.アンダンテ   
 2小さなワルツ 
 3.悲しき歌
 4.ユーモレスク 
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート op.43
プーランク:愛の小径
フランク:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ M.8
 
問:Hakuju Hall チケットセンター03-5478-8700
https://hakujuhall.jp