「幼い頃から踊ることが大好きで」と照れながら語る期待の新人、加地暢文。
6歳からバレエを始め、新国立劇場バレエ研修所時代を経て「プロでやっていく自信がついた」。2012年にスターダンサーズ・バレエ団入団。この8月には日生劇場ファミリーフェスティヴァル2015のバレエ『シンデレラ』で王子役を踊る。
「演出が現代風なので、王子と言っても遠くない存在でありたい。バレエは踊りだけでなく、演劇的要素を兼ね備えた芸術だと思うので、ストーリー性を重視したいです」
舞台人としての今後については「バレエで自分を表現したい。それは子どもの頃から変わらない想いです。そして、いつか自分で振り付けして踊りたいですね」と意気込む。
文:大塚絢子 撮影:寺司正彦
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年7月号から)
日生劇場ファミリーフェスティヴァル2015
バレエ『シンデレラ』
8/21(金)〜8/23(日) 日生劇場
※加地暢文は8/21(金)、8/22(土)、8/23(日)
各15:00の回に出演
問:日生劇場03-3503-3111
http://www.nissaytheatre.or.jp