山形交響楽団を取材に山形県村山市へ!

阪哲朗さん

 5月26日、山響の常任指揮者 阪哲朗さんの取材のため、特別演奏会「ユアタウンコンサート 村山公演」が行われる山形県村山市を訪ねました。この日は、地元村山市の合唱団、中学校の吹奏楽部、小学校の合唱部の皆さんが山形交響楽団と共演するという晴れの舞台。開演の1時間前には駐車場はいっぱい、客席も大入りとなりました。完売公演続出の山響人気が、近隣の街にも根付いています。

 取材はリハーサルから。合唱曲で小学生が登場したときには、客席から見えなくなってしまう子がいるのを指揮台に立つ阪さんが心配する一幕も。演奏の仕上がりだけでなく出演者やお客さんへの気遣いからも、このコンサートを大事にされている気持ちが伝わってきました。

リハーサルで指揮する村川千秋さん

 演奏会の終盤には、1972年に山響を設立した指揮者 村川千秋さんも登場。村山市は、村川さんの出身地とのこと。演奏したのは、ご自身がオーケストラのために編曲した3曲の民謡。御年91歳とは思えない溌剌とした指揮姿を披露、大喝采で演奏会を締め括りました。

 終演後にふと耳にした、小学生らしき半ズボンの少年とそのお母さんとの会話。

「先週も山響聴いたばかりだけど今日も良かったねー」

 日常にオーケストラがある街なんだなぁと実感した場面でした。

 この日は阪さんに加え、3名の楽員さんにもお話を伺いました。インタビュー記事の公開をお楽しみに!

第318回定期演奏会
2024.6/15(土)19:00、16日(日)15:00

出演/
指揮:阪 哲朗
ヴァイオリン:辻 彩奈
チェロ:上野 通明
ソプラノ:老田 裕子
アルト:在原 泉
テノール:鏡 貴之
バリトン:井上 雅人
合唱:山響アマデウスコア

曲目/
モーツァルト:歌劇 「魔笛」K.620 序曲
モーツァルト:ミサ曲 ハ長調「戴冠式ミサ」K.317
ニキシュ:ファンタジー(オペラ 「ゼッキンゲンのトランペット吹き」 のモチーフによる)
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102

さくらんぼコンサート2024 東京公演
6/20(木)19:00 東京オペラシティ コンサートホール

出演/
指揮:阪 哲朗
ヴァイオリン:辻 彩奈
チェロ:上野 通明
ソプラノ:老田 裕子
アルト:在原 泉
テノール:鏡 貴之
バリトン:井上 雅人
合唱:山響アマデウスコア

曲目/
モーツァルト:歌劇 「魔笛」K.620 序曲
モーツァルト:ミサ曲 ハ長調「戴冠式ミサ」K.317
ニキシュ:ファンタジー(オペラ 「ゼッキンゲンのトランペット吹き」 のモチーフによる)
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102

さくらんぼコンサート2024 大阪公演
6/21(金)19:00 ザ・シンフォニーホール

出演/
指揮:阪 哲朗
ヴァイオリン:辻 彩奈
チェロ:上野 通明
ソプラノ:老田 裕子
アルト:在原 泉
テノール:鏡 貴之
バリトン:井上 雅人
合唱:山響アマデウスコア、びわ湖ホール声楽アンサンブル、パナソニック合唱団

曲目/
モーツァルト:歌劇 「魔笛」K.620 序曲
モーツァルト:ミサ曲 ハ長調「戴冠式ミサ」K.317
ニキシュ:ファンタジー(オペラ 「ゼッキンゲンのトランペット吹き」 のモチーフによる)
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102

問:山響チケットサービス023-616-6607
https://www.yamakyo.or.jp