ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール早割キャンペーン実施中

LINE公式アカウントも開設

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の公演をライブやアーカイブでオンライン視聴することができる「デジタル・コンサートホール Digital Concert Hall」。画質は4K UHD、音声はハイレゾ、イマーシブオーディオ対応と、世界トップの楽団の演奏を、テレビやスマートフォン等の手持ちのデジタル端末を通して最高品質で楽しめる、オーケストラ・ファン必見のサービスだ。

 コンテンツは、ベルリン・フィルの年間約50回のコンサートライブ映像や過去のアーカイブ映像のほか、楽団員のインタビューやドキュメンタリーなども用意されている。ライブ中継と時間差再配信があるのは、日本のファンには嬉しいところ。インタビューは、ジョナサン・ケリーやシュテファン・ドール、サラ・ウィリスなど、ベルリン・フィルのメンバーが聞き手を務めるので、楽団員同士のフランクなやり取りも垣間見ることができる。

 2023/24シーズンも8月26日の開幕コンサートを皮切りに注目公演が続く。開幕コンサートは、首席指揮者兼芸術監督を務めるキリル・ペトレンコの指揮でR.シュトラウス「英雄の生涯」ほか。その後も、ラトルはもちろん、ドゥダメル、ブロムシュテット、メータ、ネルソンス、バレンボイムら客演指揮者陣、そしてソリストにはバティアシュヴィリ、アルゲリッチ、キーシン、カウフマン、ユジャ・ワンと、実に豪華な面々が並ぶ。

キリル・ペトレンコ

 現在、新シーズン開幕前の8月25日までの期間限定で、12ヵ月見放題チケットを134.10ユーロ(約21,000円)で購入可能なキャンペーンが実施されており(通常169ユーロ)、臨場感あるライブ映像で世界最高峰のオーケストラの演奏をお得に楽しめるチャンスとなっている。

 また、先日、ベルリン・フィルは日本語版のLINE公式アカウントを開設。デジタル・コンサートホールのライブ配信情報や新着プレイリストのお知らせ、無料配信映像の情報も配信されるという。

友だち追加

 11月には、キリル・ペトレンコとともに初めて来日を果たすベルリン・フィル。今回の日本ツアーにあわせて、ペトレンコによるアウトリーチ・プロジェクトBe Philオーケストラが実施されることが先日発表された。11月26日サントリーホールでの「Be Philオーケストラ」公演に参加する18歳以上のアマチュア音楽家約100名の募集を開始している。ペトレンコの指揮のもとでベルリン・フィルのメンバーと演奏ができる、またとない貴重な機会。詳細はWebページを参照のこと(募集要項は英語のみ)。

写真提供:Berlin Phil Media

【Information】
ベルリン・フィル デジタル・コンサートホール
8月25日までの期間限定
12ヵ月チケットが134,10 €で購入可能(通常169 €)

シーズン開幕コンサート
現地時間8/25(金)19:00(日本時間8/26 午前2:00)
キリル・ペトレンコ(指揮)
マックス・レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ op. 132
R.シュトラウス:英雄の生涯
https://www.digitalconcerthall.com/ja/concert/55009