ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023 に出演 エリプソス四重奏団からのメッセージ

 4年ぶりの開催となるラ・フォル・ジュルネ TOKYO。今回のテーマは「Beethoven ――ベートーヴェン」。音楽祭を心待ちにしていたのはわれわれファンだけではなくアーティストも同様。そこで出演者の皆さまからいただいたメッセージをご紹介します。プログラムについて、それぞれのベートーヴェン像など、作曲家への、そして音楽祭への熱い想いがこもっています。

  • Vol.1:福間洸太朗(ピアノ)
  • Vol.2:アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
  • Vol.3:エリプソス四重奏団(サックス四重奏)
  • Vol.4:アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
  • Vol.5:ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
  • Vol.3 エリプソス四重奏団
    ベートーヴェンの名曲をサキソフォンで

    ──あなたにとってベートーヴェンとは?
     すごい質問だね!
     ベートーヴェンはここ3~4年くらい演奏してるよ。ベートーヴェンは偉大な作曲家なので、僕たちが十分な経験を積むまで演奏していなかった。いまは演奏できるようになって嬉しいよ。

    ──LFJで演奏するプログラムについて
     オリジナルのプログラムを用意してるよ。ベートーヴェンの木管六重奏曲、そして名曲のピアノ・ソナタ第8番「悲愴」を、サックス・カルテット版の編曲でお届けします。メンバーのニコラが編曲したもので、彼は20年前から僕たちのために素晴らしい編曲をしているんだ。

    ──久しぶりの開催となるLFJ TOKYO、今の思いをお聞かせください
     今回が初めての来日で、日本に行けることに興奮してる!たくさんのイマジネーションを得られるんじゃないかと期待している。
     日本のお客さんに会えるのがとても楽しみ!どんな風に僕たちのサクソフォンの音楽を受け取ってもらえるか。僕たちはオンラインやFacebookにサクソフォンのコミュニティーを持っているから、そこに日本のみんなにも参加してもらえたら嬉しい。

     僕たちは、パンデミックが終息してからたくさんの公演に出演できるようになってとてもラッキーだと思うよ。パンデミックの間、世界中のすべてのアーティストは公演ができなくて辛い時を過ごした。そんな中で、会場で音楽を聞いてもらう以外の方法を考えなければならなかった。他の人がどう感じるかを考えるのはとても面白い経験だったよ。
    今回、LFJ TOKYO にも出演できてとても嬉しいです!日本の皆さん、会えるのを楽しみにしています!

    【Information】
    ◎公演番号324〈大作曲家に楽器の制約ナシ!SAXカルテットによる名曲の解答〉
    5/6(土)17:00 ホールC〈レオノーレ〉
    曲目:
    ベートーヴェン:木管六重奏曲 変ホ長調 op.71 (サックス・アンサンブル版)
    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 op.13 ハ短調 (サックス・アンサンブル版)

    公演番号224〈ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール ~ハート直撃コンサート~〉※完売
    5/5(金・祝)17:45 ホールC〈レオノーレ〉
    出演:
    エリプソス四重奏団(サックス四重奏)
    ガイスター・デュオ(ピアノ・デュオ)
    福間洸太朗(ピアノ)

    曲目:
    ベートーヴェン :ワルトシュタイン伯爵の主題による4手のための8つの変奏曲 WoO.67
    ベートーヴェン:4手のための3つの行進曲 op.45より(抜粋)
    ベートーヴェン:バガテル「エリーゼのために」イ短調 WoO59
    ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 op.27-2 「月光」 ほか


    エリプソス四重奏団公演詳細ページ
    https://www.lfj.jp/lfj_2023/performance/artist/detail/art_A018.html

    問:ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023 運営委員会事務局
    lfjtokyo2023@kajimotomusic.com