8/10(水)日本フィルハーモニー交響楽団

左:現田茂夫 ©K.Miura
右:森谷真理 ©タクミジュン

 歴史的大指揮者ハンス・フォン・ビューローはいち早くリヒャルト・シュトラウスの才能を見出して「ブラームス以来、もっとも傑出した人物」と称えた。ブラームス本人もシュトラウスの初期作品を実際に聴いてその才能を認めている。この日の公演ではそんなドイツ音楽の伝統を支えた作曲家たちの傑作が並ぶ。シュトラウスの「4つの最後の歌」を歌うのは、オペラにコンサートにと大活躍中の森谷真理。最晩年の作曲者が生と死を題材に綴った清澄で深遠な世界に迫る。ブラームスの交響曲第1番はベートーヴェンの衣鉢を継ぐ正統派交響曲の金字塔。還暦を過ぎて一段と円熟味を増すベテラン、現田茂夫が日フィルとともに名曲の真価を伝える。
文:飯尾洋一

【Information】

日本フィルハーモニー交響楽団
入門者も本格派も歓迎のドイツ音楽プロ

2022.8/10(水)15:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(14:00開場/14:20~14:40 現田茂夫によるプレトーク)

指揮:現田茂夫
ソプラノ:森谷真理

プログラム
J.S.バッハ:G線上のアリア
R.シュトラウス:4つの最後の歌
ブラームス:交響曲第1番

●ホール座席券

S席A席B席
一般4,000円3,000円2,000円
友の会3,600円2,700円1,800円

U25(小学生以上25歳以下):各席半額
※U25割引はミューザ川崎シンフォニーホールおよびチケットぴあで購入できます。
※未就学のお子さまはご入場いただけません。

●オンライン鑑賞券

一般  1,500円
友の会 1,350円

ライブ+アーカイブ配信
※ライブ配信は開場時間より開始
※アーカイブ配信は翌々日正午より開始

*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200

https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=3176

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