【特集】東京オペラシティの同時代音楽企画
コンポージアム2022 featuring ブライアン・ファーニホウ

2022.5/24(火)、5/29(日) 東京オペラシティ コンサートホール


Brian Ferneyhough ©Colin Still

ブライアン・ファーニホウ(作曲家/2022年度武満徹作曲賞審査員)Brian Ferneyhough, composer / judge
 1943年、イギリス・コヴェントリー生まれ。1970年代半ばに国際的に認知されて以降、現代音楽界において最も影響力がある作曲家であり音楽思想家の一人として知られる。バーミンガム音楽院とロンドンの英国王立音楽院で学んだのち、1968年にメンデルスゾーン奨学金を授与されアムステルダムでトン・デ・レーウに、翌年には奨学金を得てバーゼル音楽院でクラウス・フーバーに師事した。1968年《弦楽四重奏のためのソナタ》、69年《エピサイクル》、70年《ミサ・ブレヴィス》と3年連続でガウデアムス国際作曲賞に入賞したほか、ISCM(国際現代音楽協会)イタリア支部から72年《ファイアサイクル・ベータ》、74年《タイム・アンド・モーション・スタディⅢ》が表彰される。
 代表作として、演奏不可能なほどの極度に複雑な音楽「新しい複雑性」による《想像の牢獄》シリーズ(1982-87)や、1960年代以来継続して取り組む弦楽四重奏曲などがある。近作にはアンサンブルのための《インコンジャンクションズ》(2014)、《コントラコールピ》 (2014-15)のほか、16世紀イギリス・ルネサンスの作曲家クリストファー・タイに触発された連作《アンブレイションズ》(2001-17)があり、この作品は2017年5月にアルディッティ弦楽四重奏団とアンサンブル・モデルンによりヴィッテン現代室内楽祭にて全曲の初演が行われた。
 1984〜96年、ダルムシュタット夏期現代音楽講習会の講師を務める。1984年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。ベルリンとバイエルンの芸術アカデミー会員。英国王立音楽院フェロー。2007年シーメンス音楽賞受賞。スタンフォード大学で教鞭をとり現在は名誉教授。
 作品はペータース社より出版されている。

5/24 | ブライアン・ファーニホウの音楽

Ensemble Modern ©Wonge Bergmann
Brad Lubman ©Peter Serling
Jaan Bossier ©Andreas Etter

5/24(火)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
[出演]
ブラッド・ラブマン(指揮)
ヤーン・ボシエール(クラリネット)*
アンサンブル・モデルン

ファーニホウ:
想像の牢獄 I Carceri d’Invenzione I for ensemble(1982)
イカロスの墜落 La Chute d’Icare for solo clarinet and chamber ensemble(1987〜88)*
コントラコールピ Contraccolpi for chamber ensemble(2014〜15)[日本初演]
クロノス・アイオン Chronos-Aion for ensemble(2008)[日本初演]

5/29 | 2022年度武満徹作曲賞 本選演奏会

5/29(日)15:00 東京オペラシティ コンサートホール
審査員:ブライアン・ファーニホウ
篠﨑靖男(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団

[ファイナリスト](演奏順)
室元拓人(日本):ケベス ─ 火群の環 KEBESU-Circle of Flame for orchestra
アンドレア・マッテヴィ(イタリア):円の始まりと終わりの共通性 Comune il principio e la fine del cerchio for symphonic orchestra
オマール・エルナンデス・ラソ(メキシコ):彼方からの冷たい痛み Inflamdo de una álgida lejanía
メフメット・オズカン(トルコ/ブルガリア):管弦楽のための間奏曲《無秩序な哀歌》 Intermezzo for Orchestra “Anarchical Lament”

問:東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
https://www.operacity.jp/concert/