11月7日、サントリーホールで「広上淳一 京響常任指揮者ファイナルコンサート in 東京」が開催されます。公演を前にして広上さんの楽屋をお訪ねして京都市交響楽団との14年間についてのお話をうかがいました。自身が「本当に奇跡」と話す京響との関係、また東京公演でプログラムされた2つの“5番”(ベートーヴェン5番とマーラー5番)の意味など、笑いを堪えられない“広上節”を交えながら、あっという間の時間でした。
また、今日お邪魔したのは、「クラシックキャラバン2021『華麗なるガラ・コンサート』東京公演」のリハーサル前の楽屋。一般社団法人日本クラシック音楽事業協会が、 困難に直面しているクラシック音楽界の活性化を目的として企画した全国規模の公演プロジェクトだ。北海道から沖縄まで全13地域19公演。第一線の演奏家、優れた才能をもつ若手音楽家、そしてコロナ禍で演奏の機会が激減してしまったフリーランスも多く参加して、クラシック音楽の魅力を生演奏で全国に届けていく。
「今回のプロジェクトでは、普段、オーケストラのエキストラで演奏している方も重要なポジションで活躍してもらいます。みんな上手ですよ!ぜひ、楽しんでいただきたいです。そしてこのコンサートは今日だけではなく12月まで続きます。多くの人に聴いてもらいたい、意義深いプロジェクトです。いま、クラシック業界だけがしんどい訳ではない。でも僕らの業界が少しでも日の目を見ることが、飲食をはじめ他にも苦しんでいる業界が日の目を見ることにつながっていければいい」
~広上淳一 京響常任指揮者ファイナルコンサート in 東京~
「京都市交響楽団 東京公演」
2021.11/7(日)14:00 サントリーホール
問:AMATI:03-3560-3010/京都市交響楽団:075-222-0347
https://www.kyoto-symphony.jp/concert/detail.php?id=1018&y=2021&m=11
クラシック・キャラバン2021
クラシック音楽が世界をつなぐ 〜輝く未来に向けて〜
2021.9/3(金)〜12/25(土) 全国13ヶ所 19公演
https://classic-caravan2021.com