5月29日から6月5日にかけてカナダのモントリオールで行われていたモントリオール国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で、毛利文香が第3位に入賞した。優勝はHao Zhou(アメリカ)。ヴァイオリン部門の審査委員には、審査委員長のザリン・メータのほか、ピエール・アモイヤル、キム・カシュカシャンなどが名を連ねる。
毛利は1994年生まれ。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース修了。慶應義塾大学文学部卒業。パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールやエリーザベト王妃国際音楽コンクールで上位に入賞し、ソリストとしても国内の主要楽団やブリュッセル・フィルやクレメラータ・バルティカ等と共演するなど、国際的に活躍。現在はドイツのクロンベルクアカデミーでミハエラ・マーティンに学んでいる。
Concours musical international de Montréal
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