瞳 写 × 音

写真家・山岸 伸と佐藤倫子が写す、アーティスト・新倉 瞳とは?

 昨年6月には、上賀茂神社などで撮影した“神域”の写真をステージのバックに投影し、それにあわせて平野公崇(サクソフォン)と山田武彦(ピアノ)が即興演奏を繰り広げるという、異色の企画「神と音と写」を成功させた写真家・山岸伸。

 山岸は今夏、“美を追求する”写真家の佐藤倫子とともに、ふたたび写真と音楽のコラボに挑む。今回の音楽パートナーはジャンルレスな活動を展開するチェロの新倉瞳(ゲストとしてアコーディオンの佐藤芳明も出演)。そして山岸と佐藤のカメラのメインの被写体となるのが、新倉自身というから驚きだ。つまり、オーディエンスは、自身の写真をバックに演奏するアーティストを観る&聴くという、極めてユニークなシチュエーションを体験できるのだ。ビジュアルが想起させる音楽、またはその逆も然り。どのような相乗効果が現れるのだろうか…。ちなみに曲目は当日発表とのこと。
文:大塚正昭
(ぶらあぼ2019年6月号より)

2019.7/14(日)15:00 Hakuju Hall
問:Hakuju Hallチケットセンター03-5478-8700 
https://www.hakujuhall.jp/