2019年11月、アルゲリッチが審査員長を務めたロン・ティボー・クレスパン国際コンクールで優勝及び3つの特別賞を獲得、新たな才能としてその名を世界に知られることになる。これまでに第4回マンハッタン国際音楽コンクール金賞受賞、第1回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール優勝、2017年スタインウェイコンクールベルリン第1位をそれぞれ獲得。第9回浜松国際ピアノコンクールで奨励賞及びにAAF賞を受賞。
ロンドン ウィグモアホール、ベルリン コンツェルトハウス、パリ ラジオ・フランス大ホール、浜松アクトシティの他モスクワ国際音楽の家、東京文化会館、浜離宮朝日ホールなど世界中の数々の会場に招かれる。
これまでにフランス国立管弦楽団などと共演。ウラジミール・スピヴァコフ率いるロシア・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団などとの共演が予定されている。
ルール・ピアノ・フェスティバル、リヨン・ショパン・フェスティバル、ニューヨーク国際鍵盤楽器フェスティバル、ディナール国際音楽祭、ヴィリニュス・ピアノ・フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭など世界各地のフェスティバルなどから招きを受ける。
1993年、神戸で生まれ、4歳から自分の意思でピアノを始める。13歳で英国政府主宰の音楽とダンス専門教育のための奨学金を獲得、単独渡英しロンドン パーセル・スクールに入学。ロシャン・マガブ及びウィリアム・フォンの各氏のもとでピアノを学ぶ。
2011年、ロンドン王立音楽アカデミー、ベルリン芸術大学、カーティス音楽院を受験、すべて合格、ベルリン芸術大学に入学を決意し、クラウス・ヘルヴィヒ氏に師事、研鑽を積む。2012年夏、ベルリン芸術大学を中退、音楽の世界から一度離れることを決心。日本で様々な仕事をしながらボランティア活動にも参加。2014年4月、ベルリン ハンス・アイスラー音楽大学に入学、エルダー・ネボルシン氏に師事。
ワーナークラシックスより新アルバムが2022年にリリースされた。
コンサート情報
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