Tag Archive for 若林顕

「驚愕の第九」そして「革新の第九」

生誕250年に贈る刺激的な2つの試み  生誕250年を迎えたベートーヴェンの作品の中でも、特に高い人気を誇る「第九」こと交響曲第9番「合唱付」。そんな傑作を“なかなか聴けない”かたちで楽しむ2つの公演が、横浜みなとみらいホールで開かれる。  まずは、フランツ・リストによるピアノ編曲版を、日本を代表する名手・若林顕の妙技…

ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル進出者が決定

 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)が主催し、今年で44回目の開催を迎えたピティナ・ピアノコンペティションの最上位にあたる特級は、8月18日にセミファイナルが第一生命ホールで行われ、ファイナルに進出する4名が決定した。同コンペティションは、予選から含めると、参加者のべ約45,000組にのぼる世界最大規模のコンクール。特…

ピティナ・ピアノコンペティション特級セミファイナリストが決定

 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)が主催し、今年で44回目の開催を迎えたピティナ・ピアノコンペティションの最上位にあたる特級・第三次予選が8月6日に行われ、セミファイナルに進出する7名が決定した。 セミファイナリスト 1 三上 結衣/桐朋学園大学大学院修士課程1年 2 村上 智則/東京藝術大学3年 3 尾城 杏奈/東…

鈴木理恵子(ヴァイオリン/音楽監督)

ベートーヴェンの音楽とアジアのアートシーンをテーマに  考えるヴァイオリ二ストだ。鈴木理恵子が音楽監督を務める「ビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭」は、時代、地域、文化、ジャンル、さまざまなボーダーを超える。2008年にスタートして今年で6回目。横浜みなとみらいホール小ホールでの「EXTENDED スペシャル・コンサート」は…

【SACD】レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ、フランク:同 /鈴木理恵子&若林顕

 鈴木理恵子と若林顕の夫妻によるデュオが、2つの大作ソナタに挑んだ。一流のヴァイオリニストでもあったレスピーギの詩的なソナタは、演奏機会自体が稀少だが、あえて取り上げた意気込みは、練りあげたニュアンスと端正なフォルムに昇華され、本作の価値を知らしめる好演になった。大詰めの詠嘆の美は胸に迫る。フランクの有名作でもスタンス…

鈴木理恵子(ヴァイオリン)& 若林 顕(ピアノ)

オーケストラの多様な色彩をデュオで表現したい  ヴァイオリンの鈴木理恵子とピアノの若林顕が、この3月、意欲的な演目によるデュオ・リサイタルを行う。鈴木は、2008年からビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭を主宰し、横浜の戸塚でも室内楽シリーズを展開。日本を代表する名手・若林も出演している。ただ両者の室内楽はあくまで「デュオがベ…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

グラズノフの隠れた逸品とプロコフィエフの刺激的な名作を  2008年9月から8年間にわたり日本フィルの首席指揮者を務め、現在は桂冠指揮者兼芸術顧問として引き続き同楽団指揮者陣の一角を担うアレクサンドル・ラザレフ。その妥協を許さない音楽作りは日本フィルに大きな実りをもたらしてきた。プロコフィエフの交響曲全曲にはじまり、「…

鈴木理恵子(ヴァイオリン)

横浜を舞台に温かい“想いの輪”を広げたい  ヴァイオリニストの鈴木理恵子が音楽監督を務める『ビヨンド・ザ・ボーダー音楽祭』が2年ぶりに開催される。鈴木が生まれ育った港町・横浜を舞台に、日本と海外の芸術交流を図る企画で、2008年の開始以来、これで5回目(10年の掛川での開催も含む)となる。 「04年頃から、中国、タイ、…

ピエール・アモイヤル(ヴァイオリン)

名匠と精鋭たちが紡ぐ瑞々しいアンサンブル  フランスとロシアの血を引く世界的ヴァイオリニスト、ピエール・アモイヤル。彼は演奏活動だけでなく、各地で後進の指導にも積極的にあたっている。そのひとつ、2014年まで教授を務めたスイスのローザンヌ音楽院で、若く優秀な弟子を中心とした13人の弦楽器奏者とともに、02年に結成したの…

野島 稔(ピアノ)

横須賀から巣立つ新たな才能に注目したい  横須賀市に生まれ、ピアニストとして国際舞台で活躍し、現在は東京音楽大学学長を務める野島稔。その名を冠したコンクール『野島 稔・よこすかピアノコンクール』が今年で10年目、第6回を迎える。会場は国内最大級のオペラハウス仕様を誇る、よこすか芸術劇場。若きピアニストたちが真摯に音楽と…