Tag Archive for 舘野泉

アフタヌーン・コンサート・シリーズ 2019-2020 後期

平日昼間の名演奏家&名曲尽くし  平日昼間のコンサートがかなり定着してきた。シニア層のみならず、主婦や大学生、平日が休みの勤め人等々、聴衆もことのほか幅広い。しかも会場には、夜の公演とは違った明るさや寛いだ雰囲気が漂っている。この独特の“愉しさ”があるからこそ、“平日昼のファン”が増えているともいえるだろう。  そうし…

舘野 泉 & ラ・テンペスタ室内管弦楽団 〜2つのピアノ協奏曲〜

日本とフィンランドの国交樹立100周年を讃えて  20代後半でフィンランドに移住し、以来、日本とフィンランドの架け橋として多彩な活動を行う舘野泉。左手のピアニストとして活動するようになった82歳の今も、レパートリーの拡張や新作初演に精力的に取り組む。日本フィンランド国交樹立100周年の今年は、親善大使に就任。ラ・テンペ…

東日本大震災 復興支援 チャリティコンサート

未来のために音楽で寄り添い、そして支える  「真の芸術にふれた感動は、人々に生きる力を与えてくれる」という信念のもと、東日本大震災以降に毎年チャリティコンサートを開催し、収益金の一部と会場で集めた募金を、被災した子どもたちなどの支援として寄付を続けているジャパン・アーツとその所属アーティストたち。今年も若手からベテラン…

東京フィルハーモニー交響楽団 2019年シーズンの聴きどころ

いっそう表現力を増したオーケストラの充実したラインナップ  東京フィルの2019年シーズン定期演奏会のラインナップが発表された。そのみどころや方向性を探ってみよう。  東京フィルは新国立劇場のオペラを支える中心的なオーケストラ。足腰のしっかりした粘りのあるサウンドで、奥深いドラマを表現する力を日常的に培っている。この表…

舘野 泉(ピアノ) バースデー・コンサート

左手のために書かれた委嘱4作品を初演  82歳を迎える舘野泉が「バースデー・コンサート」を開く。脳溢血で倒れ、「左手のピアニスト」として復帰してから15年。舘野の揺るぎない音楽への愛、優しさと強さに満ちた人間性、しなやかで深みある演奏に惹かれる世界中の作曲家たちが、彼に「左手のための」ピアノ作品を捧げ、90曲もの新作が…

舘野 泉(ピアノ)

いま、演奏活動が楽しくてしかたありません  21世紀になってから世界的に注目を集め、多くの作曲家たちが新しい作品を生み出している「左手ピアノ」の世界。その原動力となっている音楽家のひとりが、2004年から「左手のピアニスト」として活動を続けてきた舘野泉であることに疑いの余地はないだろう。左手のピアニストとして活動を始め…

いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭2018開催

 4月28日から5月5日まで、金沢を中心に北陸三県で開催される「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭2018」の記者会見が、2月20日に都内で開催された。 (2018.2/20 東京文化会館 Photo:I.Sugimura/Tokyo MDE)  同音楽祭は、2016年まで9年にわたり行われていた音楽祭「ラ・フォル・ジ…

舘野 泉(ピアノ)

傘寿の記念に4つの協奏曲を1晩で!  自身の80歳を記念する演奏会で、新たなレパートリー2作品を含む4つの協奏曲を一夜で弾く演奏家は、世界を見回してもなかなかいないだろう(共演:高関健&東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団)。舘野泉はそういう大変なことに楽しそうに挑戦し、さらりと成し遂げてしまう人だ。 「弾きたい曲を…

東京フィルハーモニー交響楽団 響きの森クラシック・シリーズ vol.47

俊才の3年の成果を記す、千一夜物語  三ツ橋敬子は、東京フィル100年の歴史の中で、定期演奏会を任された初の日本人女性指揮者である。毎回が真剣勝負といえども、在京オケの定期となれば重みが違う。彼女は2011年と12年の2回定期を指揮し、確かな成果を挙げた。また同時に東京フィルはいち早く彼女を認め、その音楽作りを最も深く…