Tag Archive for 宮里直樹

全国共同制作オペラ(白河・金沢・東京) ヴェルディ:歌劇《ラ・トラヴィアータ》全幕(新演出・日本語字幕付・原語上演)

新たな視点で描く“ヴィオレッタという生き方”  全国の公共ホール・芸術団体が連携して新演出のオペラを共同制作する「全国共同制作オペラ」シリーズの最新作、《ラ・トラヴィアータ》が、2020年2月に福島・白河文化交流館コミネス、石川・金沢歌劇座、東京芸術劇場で上演される。井上道義が総監督・指揮、振付家・ダンサーの森山開次が…

垣岡敦子(ソプラノ)

純粋に愛に生きるマノンに共感して歌います  2009年にイタリアから帰国し、同地で研鑽を積んだ叙情的で厚みのある声を持つ王道ソプラノとして名高い、垣岡敦子。12年より「愛の歌」をテーマに続けてきた人気リサイタルシリーズも今回で第6回目を迎える。 「毎年、公演が終わった瞬間から次回のことを考えています。すべて自分でプロデ…

東京文化会館 オペラBOX オペラ 《泣いた赤おに》

心を打つ児童文学の名作による日本オペラ、4年ぶりの再演  人間と仲良くなりたいと願っていた、心優しい赤鬼。しかし、その姿ゆえ、誰も近づこうとしない。そんな赤鬼を不憫に思った親友の青鬼が「自分が悪者のふりをして村で暴れ、君が退治したら、人間と仲良くなれるはず」と提案。策は功を奏し、赤鬼は人間たちと仲良しに。しかし、赤鬼が…

ハーモニーホール座間オペラ合唱団ワークショップ参加作品 歌劇《トスカ》

第一線の歌手陣と気鋭のスタッフが集結し作り上げる熱き舞台  自然に囲まれた好立地に建つ、本格的なクラシック・ホールで上演される、イタリア・オペラの巨匠プッチーニの人気作品。ソリスト陣は昨年9月に行われたオーディションによって選ばれた精鋭たち。トスカ役の中村真紀(ソプラノ)もカヴァラドッシ役の宮里直樹(テノール)も近年活…

夏休み子ども音楽会2019

今年の夏は親子でオペラ!  上野にあるクラシック音楽の殿堂・東京文化会館が毎年、夏休みの子どもたちに向けて開催する恒例企画が「夏休み子ども音楽会」(小学生以上対象)。東京都交響楽団の演奏する名曲たちを解説付きで堪能できる本格派のコンサートだ。  親子でも楽しめる約1時間のプログラムだが、実は大人だけで来場している音楽フ…

岩井理花(ソプラノ)

ワーグナーのエロティシズムに刺激される“危険な”コンサート  響きが美しい中ホールで、名手たちが集い、アメリカでブレイク中のマエストロが指揮、新年からワーグナー、実に濃い。そして贅沢だ。 「『あらかわバイロイト』で出会った4人で、熟練したオケと、その力を引き出せる指揮者のもとで、すばらしいワーグナーを再現したいと話して…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

 年末「第九」は数あれど、ひと味違った楽しみを味わうならば、東京シティ・フィルの公演がお薦めだ。他との大きな違いは、期待の若手奏者をソリストに迎えた協奏曲が最初に演奏されること。今年は、2000年韓国生まれのイ・ユジンが、モーツァルトのオーボエ協奏曲を披露する。彼女は17年の日本管打楽器コンクールで第1位を獲得した逸材…

井上道義が語る、バーンスタイン

 横浜みなとみらいホールの開館20周年を記念して、井上道義指揮「バーンスタイン生誕100周年記念演奏会」がひらかれる。20世紀後半を代表する指揮者の一人として一世を風靡したレナード・バーンスタイン(1918〜1990)が、作曲家としてどれだけ多彩で魅力的な作品を残したかを知るコンサートとなるに違いない。 (取材・文 山…

横浜みなとみらいホール ジルヴェスターコンサート2017-2018

華麗なステージの年越しフェスティバル  各地のコンサートホールで定着してきた、年越しをゆっくり楽しめる大晦日の演奏会。それらのなかでも、豪華な出演者とこだわりの選曲を特色とするのが、横浜みなとみらいホールの「ジルヴェスターコンサート」である。  今年の出演者は、当公演の“顔”といえる徳永二男、漆原啓子、漆原朝子、ヴァイ…

【GPレポ】東京二期会《蝶々夫人》

 東京二期会が10月6日から9日に上演する、栗山昌良演出の《蝶々夫人》。大型屏風の背景画から小さな調度品、日本人らしい所作や作法など、細部まで神経が行き届いた、美しく、安心して観ていられる名舞台だ。2003年の改訂以来5回目の再演となる。  ダブルキャストのうち、7日・9日のキャストによるゲネプロを観た。 (2017.…