Tag Archive for ベートーヴェン

第10回大阪国際室内楽コンクール&フェスタが開催

 『音楽の原点』とも言われる室内楽に取り組む優秀な音楽家を世界に広く求め、「国際音楽コンクール世界連盟」の基準に基づき優れた演奏家を顕彰、育成する「大阪国際室内楽コンクール」(主催:日本室内楽振興財団、3年ごとに開催)が5月15日から22日にかけて大阪・住友生命いずみホールを主会場に開催される。あわせて、年齢制限や課題…

横浜みなとみらいホールの2020年度ラインナップと新館長就任

 横浜みなとみらいホールは、2月19日に記者懇談会を開き、2020年度主要公演ラインナップと併せて、この4月1日からの新井鷗子の館長就任を発表した。西澤洋(横浜みなとみらいホール総支配人)、佐々木真二(同チーフプロデューサー)、池辺晋一郎(同館長)、新井が登壇した。  最初に、現・館長の池辺のあいさつから。 「2007…

LFJ TOKYO 2020記者会見

 ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2020の記者会見が2月18日、東京国際フォーラムで行われた。16回目の開催となる今回のテーマは生誕250年を迎えた“Beethoven-ベートーヴェン”。5月1日(金)の前夜祭で幕を開け、5月2日(土)〜4日(月・祝)を本期間とし、東京国際フォーラムを中心とした大手町・丸の内・有楽…

田部京子(ピアノ)

ベートーヴェン・イヤーに贈る「皇帝」と6番目の?ピアノ協奏曲  「生誕250年という記念の年に、ようやくこの曲が弾けるのかと思うと本当にうれしいです!」と語るのは、ピアニストの田部京子。「この曲」とはピアノ協奏曲ニ長調 op.61aのことであり、ベートーヴェンがムツィオ・クレメンティの依頼を受け、ヴァイオリン協奏曲をピ…

アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)

ベートーヴェンの精神は、今の世界にこそ必要なものです  “ヴァイオリンの女王”アンネ=ゾフィー・ムターは、2019年10月、第31回高松宮殿下記念世界文化賞(音楽部門)を受賞した。これは絵画、建築など5部門で世界的芸術家に贈られる栄誉ある賞だ。 「世界を変えたさまざまなアーティストと同等の評価をしていただけたことに感動…

【CD】ベートーヴェン:交響曲第7番 /春口巌&ヴィエナ・インストゥルメンツ

 大量の音素材をサンプリングしたソフトを駆使し、一つひとつの音に表情を付け、バランスを調整し…と気の遠くなる作業を経て作られた「ベト7」。リアルなオケとの違いはまだ分かるけれど、この曲の爆発的なエネルギーを表現したいという春口の意図もきちんと伝わってきた。「原理的には誰もが指揮者になれる」とか、「AIを導入すればもっと…

ジャン・ワン(チェロ) & 小山実稚恵(ピアノ)

日中を代表する奏者のデュオが実現!  10代のころから神童として世界の檜舞台で演奏活動を開始し、以来トップ・チェリストとして第一線で活躍し続けているジャン・ワン。早くから世界的巨匠たちと組んだCDも数多くリリースされ、その実力は広く知られているところ。現在40代後半で、巨匠への道を歩み続ける彼が、この7月、ピアノの小山…

音楽堂ヴィルトゥオーゾ・シリーズ 21 ハーゲン・クァルテット

世界最高峰のアンサンブルの現在を聴く  現代を代表するクァルテットのひとつ、ハーゲン・クァルテットが神奈川県立音楽堂に登場する。ハーゲン・クァルテットは1981年にハーゲン家の4人の兄弟姉妹によって結成された。その後第2ヴァイオリンの交替を経ながらも、一貫して最高水準の団体として意欲的な活動を展開し、今や円熟の境地にあ…

ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮) ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

伝統の尊重と演奏の可能性を追求  ミヒャエル・ザンデルリンクが2011年以来首席指揮者を務めるドレスデン・フィルとともに来日する。ミヒャエル・ザンデルリンクといえば旧東独の名匠クルト・ザンデルリンクを父親に持ち、二人の兄トーマスとシュテファンも指揮者というサラブレッド。ドレスデン・フィルは1870年代創立の老舗で、ミヒ…

ローム ミュージック フェスティバル 2017

世界を舞台に活躍する名手たちによる豪華な共演  公益財団法人ローム ミュージック ファンデーションの支援で世界に羽ばたいていった音楽家たちが集結する「ローム ミュージック フェスティバル」が、今年もロームシアター京都で開催される。短期間ながら聴き逃せない豪華公演ばかりで、以下駆け足でご紹介していきたい。  初日(7/1…