2020年、楽都に誕生した新しいピアノ三重奏団「ウィーン・アマデウストリオ」が初来日

 「ウィーン・アマデウストリオ」は2020年結成のピアノトリオ。メンバーは梯剛之とのデュオでも人気を集めているヴァイオリニストのウォルフガング・ダヴィド、ウィーン交響楽団など数多くの世界的オーケストラと共演を重ねてきたチェリストのウォルフガング・パンホーファー、そしてベーゼンドルファー・アーティストとして活躍し、ウィーン市立音楽芸術大学ピアノ科の教授も務めるピアニストのベルンハルト・パルツだ。

 結成してまだ日は浅いものの、すでにウィーン・コンツェルトハウスをはじめ各地で高い評価を得ており、今シーズンもヨーロッパや日本、中国などアジアの国々でツアーを行う。それぞれが卓越したソリストだからこその技術と表現力、ウィーン古典派の音楽に対する愛情から生まれる深い解釈などを武器に、日本デビューとなる本公演ではハイドン(第39番)、ベートーヴェン(第4番)、そしてシューベルト(第1番)のピアノ三重奏曲を披露する。
文:長井進之介
(ぶらあぼ2025年1月号より)

ウィーン・アマデウストリオ
2025.2/20(木)19:00 京都/青山音楽記念館バロックザール
2/22(土)14:00 サントリーホール ブルーローズ(小)
問:日本楽友協会03-6277-8559
https://www.jmassoc.info