Tag Archive for ネルソン・フレイレ

広島響が2019年度主催公演ラインナップを発表

 広島交響楽団が、2019年度の主催公演ラインナップを発表した。音楽総監督の下野竜也は、中核をなす定期演奏会“緑”で、ブルックナーの交響曲第5番(原典版)(2019.5/24)のほか、矢代秋雄の交響曲(9/13)、伊福部昭の協奏風交響曲(独奏:小山実稚恵)(20.2/21)など得意の現代作品を含めた意欲的なプログラムを…

ネルソン・フレイレ(ピアノ)

さらなる高みへ—巨匠が誘う瞑想と思索の旅路  ピアノ・リサイタルの醍醐味は、アーティストの個性をダイレクトに味わえるところにある。音楽に華やかさをまとわせる人、知的に攻めるタイプ、フレッシュな若々しさ——個性の百花繚乱にあっても、ネルソン・フレイレのアダルトな魅力は唯一無二、ますます存在感を増しているのではなかろうか。…

ネルソン・フレイレ(ピアノ)

円熟のピアニズムがもたらす香気  ネルソン・フレイレの同世代にはデュオでの競演も多いアルゲリッチの他、バレンボイムやゲルバーと南米出身者だけでも豪傑ピアニストがずらりと並ぶ。彼らに匹敵する実力を認められながら、しかしフレイレはスターの輝きから一歩下がったところで、静かにほほ笑んでいる人という印象があった。派手さや技巧で…

ワレリー・ゲルギエフ(指揮) マリインスキー歌劇場管弦楽団

名匠たちによる予測不能なバトル!?  今秋、2年ぶりに来日するゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管。昨年、あのパンチの効いたエネルギッシュな舞台に接することがかなわなかったので、リスナーの“欲求不満”も溜まっているはずだ。実は筆者も、彼らの逞しい生命力に心洗われたい一人なのだ。  秋の来日で用意された2つのプログラムは、…

リッカルド・シャイー(指揮)、記者懇談会レポート

 リッカルド・シャイー率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(以下、ゲヴァントハウス管)が14日に中国・上海から始まったアジアツアーの一環として、17日から日本公演を行う。それに先立ち17日、都内で記者懇談会を行った。 【出席者】 ・リッカルド・シャイー (ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 第19代カペルマ…

リッカルド・シャイー(指揮)

このプログラムは“音楽の街ライプツィヒ”が誇る 輝かしい遺産です  この3月に、世界最古の自主運営オーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が、第19代カペルマイスター(常任指揮者)のリッカルド・シャイーと共に日本ツアーを行う。今年還暦を迎え、いよいよ円熟の域に達したシャイー。訪日を心待ちにしているという彼に…