Tag Archive for アレクサンドル・ラザレフ

第18回 東京国際音楽コンクール〈指揮〉結果発表と記者会見

優勝は沖澤のどか、女性で初めての第1位そして36年ぶりに日本人が上位独占  10月8日から14日まで東京オペラシティで「第18回 東京国際音楽コンクール〈指揮〉」が行われた。今回のコンクール、応募は42の国・地域より238名あり、9ヵ国18名が事前審査にパスし参加、第一次予選で8名に絞られ、第二次予選を通過した4名が本…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

ショスタコ「1917年」で極限の音楽体験を  日本フィルは常任指揮者ピエタリ・インキネンのもと好調を維持しているが、その水準を大きく引き上げた前任者アレクサンドル・ラザレフが登壇するとなれば、やはり特別な公演となる期待感が湧く。桂冠指揮者兼芸術顧問となっても、指揮台に立てば1秒も無駄にしないリハーサルで限界まで追求する…

広上淳一(指揮/東京国際音楽コンクール〈指揮〉審査委員)

いまの完成度より将来伸びそうな若者、未知数の才能と出会いたい  「今、指揮者としてやっていられるのは、このコンクールのおかげです。みんな(アムステルダムで1984年に行われた)キリル・コンドラシン・コンクールに優勝したからでしょ、と言うけれど、そうではありません。82年の民音コンクール(旧称)がなければ、僕はここにいま…

第22回 京都の秋 音楽祭

古都に国内外の名手たちが集結  一年のうちで最も輝きを増す季節を迎えた古都を、美しいハーモニーで、いっそう華やかに彩る「京都の秋音楽祭」。22回目となる今年は、9月16日から11月23日まで、京都コンサートホールを会場として開催される。国内外から選りすぐりの名手たちを迎えて、期間中に行われる公演はどれも個性的かつ魅力的…

【CD】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番/ラザレフ&日本フィル

 一般的にロシアの楽団からイメージするのは、足腰の粘りを生かしたパワフルなサウンド、聴き手を酩酊状態に誘う濃厚な歌心などだが、ラザレフのリードする日フィルがこうした特質をいつの間にか手中にしていることに、まず驚いた。スケルツォでは低音が大地をえぐって進撃し、ラルゴのクライマックスでは弦のトレモロがぼこぼこと沸騰しながら…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 ストラヴィンスキー「ペルセフォーヌ」日本初演

猛将ラザレフ、ストラヴィンスキーの秘曲に挑む  1957年4月の第1回以来、60年以上の歴史を積み重ねて、2018年5月に第700回東京定期演奏会を迎える日本フィルハーモニー交響楽団。この大きな節目の公演で指揮を執るのは、日本フィルと数多の凄絶な名演を繰り広げてきた、桂冠指揮者兼芸術顧問のアレクサンドル・ラザレフ。  …

【会見レポ】ラザレフが語るストラヴィンスキー「ペルセフォーヌ」

 日本フィルハーモニー交響楽団は10月25日、来年5月18日、19日に行われる第700回東京定期演奏会についての記者懇談会を開いた。上演機会の希少なストラヴィンスキーの大作「ペルセフォーヌ」が日本初演されることが話題となっており、指揮のアレクサンドル・ラザレフ、ナレーションを務めるドルニオク綾乃が本作について語った。 …

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

巨匠ならではのエキサイティングな体験  今秋、猛将アレクサンドル・ラザレフが日本フィルに帰ってくる。首席指揮者時代から日本フィルを鍛え上げ、ライヴではその能力を限界まで引き出した白熱の演奏を重ね、桂冠指揮者となってからも定期的に登壇を続けている。  10月の東京定期演奏会は「ラザレフが刻むロシアの魂」シリーズで、彼が絶…

アレクサンドル・ラザレフ(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

グラズノフの隠れた逸品とプロコフィエフの刺激的な名作を  2008年9月から8年間にわたり日本フィルの首席指揮者を務め、現在は桂冠指揮者兼芸術顧問として引き続き同楽団指揮者陣の一角を担うアレクサンドル・ラザレフ。その妥協を許さない音楽作りは日本フィルに大きな実りをもたらしてきた。プロコフィエフの交響曲全曲にはじまり、「…

日本フィルが2017-18シーズンラインナップを発表

 日本フィルハーモニー交響楽団が2017/18シーズンの東京・横浜各定期公演ラインナップを発表した。  東京定期演奏会は、山田和樹指揮の石井眞木やドビュッシー(9/8,9/9)で幕開け。首席指揮者2シーズン目のピエタリ・インキネンは、ブルックナー交響曲第5番(11/17,11/18)、ワーグナー・プロ(18.4/27,…