神奈川県民ホールの新プロジェクト「C×C 作曲家が作曲家を訪ねる旅」開催にむけて準備進行中

 神奈川県民ホールはこの11月及び2022年1月に、新しい室内楽シリーズ「C×C(シー・バイ・シー) 作曲家が作曲家を訪ねる旅」を開催する。同時代を生きる気鋭の作曲家と、記念年を迎える過去の偉大な作曲家を交差させ、未来へとつながる新しい芸術表現を、第一線で活躍する音楽家たちの演奏で発信するというプロジェクトだ。

 内容をシンプルに紹介すると、11月6日「山本裕之×武満徹(没後25年)」では、神奈川育ち、武満徹作曲賞・芥川作曲賞、神奈川文化賞未来賞受賞の山本裕之と没後25年の武満徹の作品をとりあげる。また22年1月8日には「川上統×サン=サーンス(没後100年)」が開催され、同じ神奈川育ちで、いまや国内外で活躍する川上統とサン=サーンスの作品を並べて紹介する。

左より:山本裕之、武満 徹、川上 統、サン=サーンス

 この2つのコンサートに向けて、着々と準備は進められている。ぶらあぼONLINEではこの意欲的、独創的なコンサートを数回にわたり紹介していく。

 まずは、7月29日に行われた懇談会の内容をブラッシュアップしたバージョンでお届けする。いたって意義深い内容で、二人の作曲家の発言は示唆に富んでいる。

■第1弾懇談会拡大版レポート 
山本裕之、川上統、沼野雄司がくりひろげる「C×C(シー・バイ・シー)作曲家が作曲家を訪ねる旅」に向けての対話


【 Information】
C×C(シー・バイ・シー)作曲家が作曲家を訪ねる旅

「山本裕之×武満徹(没後25年)」
監修:山本裕之
2021.11/6(土)15:00 神奈川県民ホール(小)

〈曲目〉
山本裕之:紐育舞曲、輪郭主義II、輪郭主義IV、横浜舞曲(神奈川県民ホール委嘱作品・初演)
武満徹:雨の呪文、スタンザII、サクリファイス、カトレーンII

〈出演〉
石上真由子(ヴァイオリン)、山澤 慧(チェロ)、丁 仁愛(フルート)、岩瀬龍太(クラリネット)、佐藤秀徳(フリューゲルホルン)、高野麗音(ハープ)、大場章裕(打楽器)、土橋庸人(リュート&ギター)、中村和枝(ピアノ)、大瀧拓哉(ピアノ)、有馬純寿(エレクトロニクス)


「川上 統×サン=サーンス(没後100年)」
監修:川上 統
2022.1/8(土)15:00 神奈川県民ホール(小)

〈曲目〉
サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」
川上統:組曲「ピオタの箱庭」(神奈川県民ホール委嘱作品・初演)

〈出演〉
阪田知樹(ピアノ)、中野翔太(ピアノ)、尾池亜美(ヴァイオリン)、戸原 直(ヴァイオリン)、安達真理(ヴィオラ)、荒井 結(チェロ)、内山和重(コントラバス)、多久潤一朗(フルート)、芳賀史徳(クラリネット)、西久保友広(打楽器)、藤井里佳(打楽器)

問:チケットかながわ 0570-015-415
https://www.kanagawa-arts.or.jp

https://www.kanagawa-kenminhall.com/cby2021/