カーチュン・ウォンが日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者に就任

Ⓒ山口 敦

 シンガポール出身の指揮者カーチュン・ウォンが、9月1日より日本フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者に就任することが決定した。任期は2年。

 ウォンは2016年のグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝後、世界の著名オーケストラと共演し、現在はニュルンベルク交響楽団の首席指揮者も務める。日本でも様々なオーケストラと共演しており、7月に行われた「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021」での快演も記憶に新しい。

 日本フィルは昨年の3月にデビュー予定だったが、コロナ禍により公演中止となり、1年後の今年3月にショスタコーヴィチの室内交響曲とR.シュトラウスのオーボエ協奏曲、そしてベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を指揮して初共演を果たした。

 就任後は、彼が強い思いを寄せるマーラーのシリーズが始動する。12月の就任披露演奏会では交響曲第5番を、22年5月には交響曲第4番を演奏予定。
 革新的な若手指揮者として世界を舞台に活躍するマエストロに期待が高まる。

Ⓒ平舘 平

カーチュン・ウォンよりメッセージ
日本フィルハーモニー交響楽団の家族の一員になれることを真摯に受け止め、そして光栄に思います。
メンバーの皆様と初めて音楽を共にしたその瞬間から、メンバー1人1人の「職人魂」に圧倒されました。日本フィルの皆様と実り多き「芸術の旅路」を共にできることを楽しみにしています。

【Information】
首席客演指揮者 就任披露演奏会
第736回東京定期演奏会

2021.12/10(金)19:00、12/11(土)14:00 サントリーホール

指揮:カーチュン・ウォン
トランペット:オッタビアーノ・クリストーフォリ[ソロ・トランペット]
アルチュニアン:トランペット協奏曲 変イ長調/マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
10/20(水)発売

第740回東京定期演奏会
2022.5/27(金)19:00、5/28(土)14:00 サントリーホール

指揮:カーチュン・ウォン
ボーイ・ソプラノ:調整中
マーラー:交響曲第4番 他
発売日調整中

日本フィルハーモニー交響楽団
https://japanphil.or.jp

■カーチュン・ウォン 過去のご紹介記事
3/5 カーチュン・ウォン(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団
https://ebravo.jp/archives/73087
7/26 フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2021
https://ebravo.jp/archives/93808