【8/2】尾高忠明（指揮）東京フィルハーモニー交響楽団

　渡航制限で来日できない首席指揮者アンドレア・バッティストーニに代わって、現在桂冠指揮者である名匠・尾高忠明が登場する。
　1974年に26歳で東京フィルの常任指揮者に就任した尾高。「東京フィルが僕を育ててくれた」と述懐する、特別な関係だ。プログラムはまず、ベートーヴェンの三重協奏曲。ソリストには10代の戸澤采紀（ヴァイオリン）、20代の佐藤晴真（チェロ）、30代の田村響（ピアノ）と、21世紀を担う3世代の俊英が起用されて、フェスティバルにふさわしい華やかな作品に、いっそうの彩りを添える。
　メインはチャイコフスキーの交響曲第5番。「悲愴」と並ぶ人気曲は、「運命の主題」が何度も顔を出すのが特徴的。チャイコフスキーらしい表情豊かな旋律を、尾高らしい自然な息づかいで聴ける。
文：宮本 明

【Information】

2020.8/2（日）15：00 ミューザ川崎シンフォニーホール
（14：00開場／14：20〜14：40 プレトーク）

出演
指揮：尾高忠明（東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者）
ヴァイオリン：戸澤采紀^＊
チェロ：佐藤晴真^＊
ピアノ：田村 響^＊

プログラム
ベートーヴェン：ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲^＊
チャイコフスキー：交響曲 第5番

●ホール座席券（限定600席）完売

一般	4,000円
友の会	3,600円

一般発売：7/17（金）10：00〜
＊ミューザ友の会先行抽選販売で売り切れの場合は一般発売はありません。オンライン鑑賞券をお買い求めください。

●オンライン鑑賞券

一般	1,000円
全公演おまとめ券	9,000円

一般発売：7/15（水）10：00〜
https://tiget.net/tours/summermuza2020（TIGET）
＊購入には電子チケットサイト「TIGET」の会員登録が必要です。
＊チケットごとに99円のシステム利用料がかかります。
＊7/26サマーナイトジャズ公演のアーカイブ配信はありません。

＊詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問：ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/