超絶技巧ギタリスト二人による「ソロデュオ」が待望の初来日!

ソロデュオ

 世界的難関コンクールで優勝したふたりのギタリスト、マッテオ・メラ&ロレンツォ・ミケーリによるユニークなデュオ「ソロデュオ(SoloDuo)」がやって来る。既発のアルバムを聴いても、それぞれのソロとデュオによる演奏を精力的に収録しており、デュオ曲ではあまり取り上げられないような珍しい作品が選ばれているところから、アンサンブルの名前に演奏家としての姿勢が窺える。

 「日経ミューズサロン」でのコンサートでは、アサド兄弟に献呈されたピアソラ「タンゴ組曲」をはじめ、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、バッハ「イタリア協奏曲」、ミケーリがシューベルトの音楽から着想した「水の音楽」など、これまでには無いギター・デュオの作品が並ぶ。ウィーン、ニューヨーク、アムステルダムなどで演奏を繰り広げ、「史上最高のデュオ」と絶賛された彼らをようやく日本でも聴くことができる。メラ&ミケーリがひらく新しいギター・サウンドの世界を体験しよう。

文:片桐卓也

(ぶらあぼ2026年6月号より)

第572回 日経ミューズサロン ソロデュオ(ギターデュオ)
2026.7/7(火)18:30 日経ホール
問:日経公演事務局 03-5227-4227
https://art.nikkei.com


片桐卓也 Takuya Katagiri

1956年8月、福島県生まれ。早稲田大学在学中からフリーランスとして仕事を始め、映画、旅、自動車などの雑誌に関わる。1990年ごろから本格的にクラシック音楽関係の取材を始め、音楽雑誌に寄稿している。他に、コンサートの曲目解説、録音のライナーノーツの執筆なども多数。余裕があれば、バロック期のオペラを聴きにヨーロッパへ出かけている。趣味は都会の廃墟探訪。