
右:テレマン室内オーケストラ
日本テレマン協会の創設者・延原武春が率いるテレマン室内オーケストラは、関西楽壇を牽引してきた老舗古楽団体のひとつ。1990年代に入ってからはピリオド楽器を導入し、18世紀の音楽を中心に、実に60年以上にわたって活動を続けてきた。
3月29日、滋賀県の栗東芸術文化会館さきらでの公演は、バッハの定番の傑作群を集めた、まさに「THE バロック」とも言うべきプログラム。管弦楽組曲第2番の有名な終曲バディネリでは、森本英希(フルート)の軽やかなソロが駆け抜け、スリリングなアンサンブルが楽しめそう。オーケストラを支えるチェンバロの高田泰治は、ブランデンブルク協奏曲第5番の長大な独奏カデンツァや「半音階的幻想曲」などで、自由闊達な鍵盤の妙技を聴かせる。そのほか「G線上のアリア」やパッヘルベル「カノン」といったおなじみの名旋律も登場。延原による関西弁の軽妙なトークも交えながら、バロック音楽の魅力を気軽に味わえるひとときとなりそうだ。
文:編集部
テレマン室内オーケストラ 〜珠玉のバロック〜
2026.3/29(日)14:00 栗東芸術文化会館さきら(中)
問:栗東芸術文化会館さきら077-551-1455
https://www.sakira-ritto.net

