8月10日(日)から9月6日(土)まで小澤征爾総監督のもと長野県松本市で開催される『セイジ・オザワ 松本フェスティバル』で24日(月)からベルリオーズのオペラ《ベアトリスとベネディクト》を指揮する予定だった小澤征爾さんが、ケガのためオペラの指揮を降板することになった。7日(金)、実行委員会が明らかにした。代役はギル・ローズが務める。
実行委員会によると、8月1日(土)に転倒し腰を強打したため、病院で検査を受けた結果、「腰椎棘突起及び横突起骨折」と判明し、3週間の加療が必要と診断された。9月1日(火)の「マエストロ・オザワ80歳バースデー・コンサート」、6日(日)の「オーケストラ コンサート Bプログラム」には予定通り出演するとしている。
なお、8月24日(月)、27日(木)、29日(土)のオペラ公演のチケットは一部料金を払い戻しする。
【返金に関する問い合わせ先】
専用ダイヤル 026-227-1736
受付期間: 8月10日(月)〜8月29日(土)
受付時間: 9:00〜18:00
●ギル・ローズ Gil Rose
アメリカ出身の指揮者。20世紀から21世紀に作曲された交響曲の演奏および録音を専門にしている一流プロフェッショナルオーケストラ、ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト(BMOP)の創設者。2002年に初めてタングルウッド音楽祭で指揮し、そのときに小澤征爾と出会う。2003年からオペラ・ボストンの音楽監督を務め、2010年にはオペラ・ボストン初の芸術監督に就任。オペラ・ボストンでは、ショスタコーヴィチの《鼻》、ウェーバーの《魔弾の射手》、ヒンデミットの《カルディヤック》など、様々な作品のアメリカ初演やニューイングランド初演を指揮。2011年には、今回のセイジ・オザワ 松本フェスティバルで指揮を執るベルリオーズのオペラ《ベアトリスとベネディクト》を指揮している。
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セイジ・オザワ 松本フェスティバル
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