8/3(日)こどもフェスタ2025 イッツ・ア・ピアノワールド【フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2025】

小川典子(c)Patrick Allen operaomnia.co.uk

 こんなに子どもたちが楽しめるコンサートは滅多にない! ピアニスト小川典子による4歳以上に向けた「イッツ・ア・ピアノワールド」は、子どもたちにできるだけピアノの近くに座ってもらい、やさしい言葉で話しかけたり、質問コーナーを設けたりしながら、音楽的には「子どもたち相手だからこその本気のプログラム」を展開します。たとえばラヴェル『鏡』より「悲しい鳥たち」は、子どもたちのみならず大人をも静寂の世界へといざなう素晴らしい選曲です。サティのバレエ音楽『本日休演』抜粋は、ユーモラスでおしゃれで可愛いし、エルガー『威風堂々』第1番のピアノ編曲版は、きっとみんなが笑顔で盛り上がれる、素晴らしい時間になることでしょう。

文:林田直樹

【Information】

こどもフェスタ2025 4歳から入場可能!
イッツ・ア・ピアノワールド

2025.8/3(日)11:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
(10:15開場)

ピアノ:小川典子

プログラム
ラヴェル:『クープランの墓』から プレリュード
サティ:『官僚的なソナチネ』から
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ラヴェル:悲しい鳥たち
サティ:バレエ音楽『本日休演』から
エルガー:『威風堂々』第1番(ピアノ編曲版)

●ホール座席券(全席指定)

大人2,000円
こども(4歳~中学生)500円

※4歳未満のお子さまはご入場いただけません。

*詳細は下記ウェブサイトでご確認ください。
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200

https://www.kawasaki-sym-hall.jp/festa/calendar/detail.php?id=4422

特集:フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2025
川崎の夏を彩るオーケストラの祭典が今年もやってくる!ホスト・オーケストラの東京交響楽団をはじめとする首都圏の10団体に加え、九州交響楽団が初登場。計11のオーケストラが日替わりで熱き競演をくり広げる。注目の指揮者陣には、東響の音楽監督として最後の出演となるジョナサン・ノット、東京シティ・フィル常任指揮者の高関健、神奈川フィル音楽監督の沼尻竜典、新日本フィルの前音楽監督・上岡敏之、日本フィルを指揮する下野竜也と名匠たちが揃う。一方、九響の若き首席指揮者・太田弦をはじめ、出口大地、熊倉優、松本宗利音(しゅうりひと)、小林資典(もとのり)とフレッシュな顔ぶれも。「サマーナイト・ジャズ」、歌とオルガンで楽しむ「真夏のバッハ」、小川典子がライフワークとする「イッツ・ア・ピアノワールド」など恒例企画ももちろん健在。熱い夏の到来が待ちきれない!