2004年より大阪交響楽団の「正指揮者」だった寺岡清高が、この4月1日より「常任指揮者」のポストに就いた。寺岡は,早稲田大学文学部を卒業後、桐朋学園大学を経てウィーン国立音楽大学で学んだ。2000年ミトロプーロス国際指揮者コンクール優勝後、ヨーロッパの多くのオーケストラに客演し高く評価された。日本では01年に大阪交響楽団を指揮してデビューを果たした。任期は11年4月から5年間。就任記念として11月1日（火）に大阪のザ・シンフォニーホールで「第160回定期演奏会」を行う。曲目はベートーヴェン：序曲「命名祝日」と弦楽四重奏曲第14番（弦楽合奏版）、マーラー：リュッケルトの詩による5つの歌曲（独唱：澤畑恵美）。
問：大阪交響楽団072-226-5522