川崎・しんゆり芸術祭「アルテリッカしんゆり2024」記者発表会

上段左より:THE JAZZ AVENGERS、サックス四重奏 Adam
下段左より:ふじたあさや(川崎・しんゆり芸術祭実行委員会特別参与)、富山省吾(同委員長)、下八川公祐(同副委員長)

 川崎市北部、新百合ヶ丘の文化施設を拠点に開催される芸術祭「アルテリッカしんゆり2024」の記者発表会が1月18日、川崎市役所内で行われた。登壇者は川崎・しんゆり芸術祭実行委員会委員長の富山省吾、同副委員長の下八川公祐、今年の出演団体からサックス四重奏 Adam(アダム)の野原シーサー朝宇、THE JAZZ AVENGERS(ザ・ジャズ・アベンジャーズ)の川口千里ら4名。
 
 イタリア語で“豊かな芸術”を意味するアルテリッカ(Arte Ricca)。2009年にはじまり、16回目となる今年は、4月7日から5月12日まで、川崎市アートセンターや昭和音楽大学をはじめとする8つの会場で、40を超える公演が予定されている。
 ジャンルが多岐にわたることもこの芸術祭の特徴のひとつ。オペラ、バレエ、オーケストラ、演劇、伝統芸能など、幅広い分野のアーティストが出演し、老若男女が楽しめるプログラムが用意された。

 冒頭のあいさつで実行委員会委員長の富山は、「この芸術祭は赤ちゃんからお年寄りまで楽しんでいただけます。今年は川崎市の市制100周年、賑やかに開催していこうと思います」と意気込みを語った。

 クラシックの公演も充実している。新企画「特別ピアニスト・シリーズ」の第1回として実施されるのは上原彩子のピアノ・リサイタル。2002年、チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で日本人として初優勝を飾った上原が、ベートーヴェン、ラフマニノフのソナタなどを演奏する(4/20)。他にも、日本が誇るヴァイオリン、ギターの両巨匠、前橋汀子と荘村清志の共演(4/27)、ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位の実績を持つ横坂源と、長らくNHKのアナウンサーを務めた山根基世の朗読によるコンサート(4/21)など注目公演が並ぶ。

 また、地元ゆかりのアーティスト、団体も多数登場。川崎市麻生区に拠点を置く藤原歌劇団はロッシーニのオペラ《ラ・チェネレントラ》を(4/27、4/28)、川崎市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団は鈴木秀美の指揮でベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(独奏:白井圭)、交響曲第7番などを披露(5/6)。会見にも出席したサックス四重奏 AdamやTHE JAZZ AVENGERSのメンバーには昭和音楽大学の卒業生も含まれており、彼らをはじめとした地元で学んだ若き音楽家が登場するコンサートも行われる。
 春の川崎を華やかに彩る「アルテリッカしんゆり2024」。開催が今から待ち遠しい。

チケット発売日:2/1(木)
問:川崎・しんゆり芸術祭実行委員会事務局044-952-5024
アルテリッカしんゆり
https://www.artericca-shinyuri.com