春祭ジャーナル Pick Up♪ イノン・バルナタン(ピアノ)

東京・春・音楽祭公式ウェブサイトで掲載中の「春祭ジャーナル」。音楽祭のプログラムや出演アーティストの魅力を紹介する人気コーナーから、選りすぐりの記事をPick Up!

アーティスト・インタビュー〜イノン・バルナタン(ピアノ)
ニューヨークを拠点に活躍する俊英ピアニスト、イノン・バルナタンが2024年4月、東京・春・音楽祭に特別なプログラムで初登場します。
盟友アラン・ギルバートとともに初めて日本を訪れ、東京都交響楽団とベートーヴェンの協奏曲第3番を聴かせたのが2016年。翌年にもラフマニノフの「パガニーニの主題による変奏曲」を共演。2018年にはドビュッシー、トマス・アデス、ラヴェル、ムソルグスキーの作品でリサイタルも行いました。昨年11月、小泉和裕指揮都響とのチャイコフスキーの協奏曲第1番で来日したバルナタンへの、春のステージに向けての取材(インタビュアー:音楽評論家・青澤隆明さん)の模様が公開されています。

イノン・バルナタン (c)平舘平/東京・春・音楽祭2024

取材・文:青澤隆明

アーティスト・インタビュー〜イノン・バルナタン(ピアノ)

 「日本は大好きです。昨日も日光を訪ねましたよ。和食もたくさん食べます。世界一の食文化ですね。私にとって非常に魅力的なのは、日本文化ではすべてのディテールが美しいということです。音楽家もそうあるべきだと思うのです。あらゆる細部を考え、それらを芸術に創り上げてしまう文化は、ちょっとほかには思いつきません」とイノン・バルナタンは言う。
 東京春祭での待望のリサイタルは、ラモーの《新クラヴサン組曲集》より 組曲ト長調、ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」、ストラヴィンスキー(G.アゴスティ編)の《火の鳥》組曲、そしてバルナタン自身が新たにピアノ独奏に編曲したラフマニノフの「交響的舞曲」というゴージャスな構成だ。……


イノン・バルナタン(ピアノ)

2024.4/17(水)19:00 東京文化会館(小)
●出演

ピアノ:イノン・バルナタン
曲目
ラモー:「新クラヴサン組曲集」より組曲 ト長調 RCT6
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ストラヴィンスキー(G.アゴスティ編):バレエ音楽『火の鳥』より
 魔王カスチェイの凶悪な踊り
 子守歌
 終曲
ラフマニノフ(バルナタン編):交響的舞曲 op.45
●料金(税込)
¥6,000
U-25¥2,000

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