レ・フレール(ピアノ・デュオ) & 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ジョイント・コンサート

神奈川の縁が結ぶ、豪華共演

 斎藤守也、斎藤圭土の兄弟ピアノ・デュオ「レ・フレール」。美しいメロディーやグルーヴ感にあふれ、超絶技巧が凝らされたオリジナル作品やアレンジ曲を、「キャトルマンスタイル」と称する独自の迫力ある連弾スタイルで演奏し、感動のステージを届けてきた。今年で結成20周年を迎えた彼らは神奈川県横須賀市出身。2020年に創団50周年を迎えた神奈川フィルハーモニー管弦楽団と、地元のよこすか芸術劇場で、“神奈川”という縁が結ぶ共演を果たす。

 演奏曲は大人気曲「オニヴァ」をはじめとする彼らのオリジナル曲に加え、「ニュー・シネマ・パラダイス」に「パイレーツ・オブ・カリビアン」など多くの人々に愛され続ける映画音楽が並ぶ。神奈川フィルは今年から沼尻竜典が音楽監督に就任し、さらにその音楽性を深めている。輝きを増した音色が、鈴木織衛の指揮、レ・フレールとの共演によってさらに広がりを増していくことだろう。
文:長井進之介
(ぶらあぼ2022年8月号より)

2022.8/28(日)15:00 よこすか芸術劇場
問:横須賀芸術劇場046-823-9999 
https://www.yokosuka-arts.or.jp