タマーシュ・ヴァルガ チェロ・リサイタル

ウィーン・フィルの首席を20年以上務める名手

(c)Olga Kretsch

 名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者を務め、卓越したソリストとしても国際的な活躍を展開するタマーシュ・ヴァルガ。福岡と東京で来日リサイタルを開き、伸びやかで豊潤な音色を紡ぐ。

 1969年、ハンガリーのブダペスト生まれ。7歳でチェロを始め、フランツ・リスト音楽院に学び、後進の育成にも力を注いできた。1998年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。ソリストとしても、アダム・フィッシャーや小澤征爾ら巨匠指揮者からの信頼も厚い。

 リサイタルは、ドイツに学んだピアノの浅野真弓が共演。西村朗「迦陵頻伽(カラヴィンカ)」やショパンのチェロ・ソナタ、そして、コダーイによる超絶技巧の難曲、無伴奏チェロ・ソナタを披露。さらに、浅野がショパンの練習曲 嬰ハ短調 op.25-7など、ピアノ独奏のための佳品を添える。

 また、2都市でのリサイタルの合間には、大阪交響楽団の第256回定期演奏会にソリストとして登場。外山雄三指揮で、ハイドンのチェロ協奏曲第2番を弾く。
文:笹田和人
(ぶらあぼ2022年6月号より)

2022.7/1(金)19:00 Hakuju Hall
問 プロアルテムジケ03-3943-6677 
https://www.proarte.jp

他公演
タマーシュ・ヴァルガ チェロ・リサイタル
2022.6/26(日) 福岡/クララ・ザール(オフィス・クライオ090-3012-1355)
大阪交響楽団 第256回 定期演奏会
6/29(水) ザ・シンフォニーホール(大阪交響楽団072-226-5522)