4月18日、日本を代表する若手カウンターテナーのお一人、村松稔之さんにインタビューしました。6月1日にCD『小さな空 武満徹ソング・ブック』発売記念コンサートを予定しているという村松さん。もともとは、武満のソングは有名な2,3曲くらいしか知らなかったといいますが、そんな彼がCDを録音するまでに至った発端は、学生時代に某ホールでレセプショニストのアルバイトをしていたときに出会ったバイト仲間とYouTubeに音源をUPした試みにまで遡るそうです。
日本でも近年だいぶ人口が増えてきた、カウンターテナーという声種。村松さんの場合、ボーイソプラノ→ボーイアルト→カウンターテナーと、ずっと“裏声街道”(?)を歩んできたそうです。類いまれな素質は、子どもの頃から開花していたのですね。注目しているカウンターテナーをうかがうと、村松さんとは同世代で、最近ヨーロッパのオペラシーンで活躍している韓国系アメリカ人の「ジャスティン・キム Kangmin Justin Kim」を挙げてくださいました。
村松さんご自身は、10月に新国立劇場で《ジュリオ・チェーザレ》のニレーノ役を、また2024年1月には、ドイツのエアフルト歌劇場の新作オペラ《JULIE ET MAO》への出演も決まっているとのこと。今後の活躍も楽しみです。
村松さんの公式YouTubeチャンネルもぜひチェックしてみてください。
インタビューの詳細は、近日ぶらあぼONLINEで公開予定。お楽しみに!
【Information】
カウンターテナー村松稔之 武満徹を歌う
2022.6/1(水)19:00 豊洲シビックセンターホール
問 カメラータ・トウキョウ03-5790-5560
http://www.camerata.co.jp
村松稔之公式LINEアカウント
https://lin.ee/qgd7JbI
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