ロン=ティボー=クレスパン国際音楽コンクールのファイナル・ラウンドが11月9日から10日にかけて行われ、金川真弓(かながわ・まゆみ)(米国籍)が第2位、弓新(ゆみ・あらた)が第5位に入賞した。金川はコンチェルト賞も受賞した。第1位はウクライナのディアナ・ティシチェンコ。
金川は1994年ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後ニューヨークを経て、12歳でロサンゼルスに移る。現在は、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で、コリヤ・ブラッハーのもと研鑽を積んでいる。2016年には、ノルウェーのトロンハイムで開催された第18回アストリッド王妃国際音楽コンクールで優勝している。
弓は1992年東京生まれ。2011年に第14回ヴィエニャフスキ国際コンクールにて最年少ファイナリストに贈られる特別賞を受賞。現在は、ライプツィヒのフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学でエーリッヒ・へーバルトに師事している。
Concours international Long-Thibaud-Crespin
http://www.long-thibaud-crespin.org/