スタインウェイ&サンズ創立者のヘンリー・エンゲルハート・スタインウェイが1836年に自宅キッチンで制作した第1号グランドピアノのレプリカが、今年7月から9月にかけて日本各地で展示される。このレプリカはベルギーのスタインウェイ・ディーラーであり、歴史的楽器の修復家としても世界的に知られているクリス・マーネが2006年に製作したもの。このグランドピアノの全長は212cmで、仕上げにはキューバ産マホガニーの化粧板などが使用されている。鍵盤は6オクターブ・73鍵、黒鍵には黒檀、白鍵には動物の骨を使っている。神戸・福岡・熊本・名古屋・広島・高崎の他、(社)ピアノ調律師協会主催「『祝ピアノ300年』そしてこれからも…」(8/29、30・東京芸術劇場5階会議室)でも展示される予定。
問:スタインウェイ・ジャパン03-5251-6550