砂川涼子(ソプラノ)Ryoko Sunakawa, soprano

(C)Yoshinobu Fukaya

可憐な舞台姿と聴くものの心を震わせる歌声で高い人気を誇るソプラノ歌手。

1998年 第34回日伊声楽コンコルソ優勝、2000年 第69回日本音楽コンクール第1位、05年 第16回五島記念文化賞・オペラ新人賞受賞、06年 第12回リッカルド・ザンドナイ国際声楽コンクールでザンドナイ賞受賞など、数々の受賞歴を誇る。武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。01年から04年まで(財)江副育英会オペラ奨学生としてイタリアで研鑽を積む。05年より五島記念文化財団の奨学生として再度イタリアに留学。

本格的オペラデビューは、00年 新国立劇場「オルフェオとエウリディーチェ」のエウリディーチェ役。翌年の01年「イル・カンピエッロ」のガスパリーナで藤原歌劇団公演にもデビュー。その後、新国立劇場「トゥーランドット」リュー、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「ドン・カルロ」天よりの声、「カルメン」ミカエラ、「魔笛」パミーナ、「ホフマン物語」アントニア、「夜叉ケ池」(日本初演)百合、「ウェルテル」ソフィーなど、藤原歌劇団公演においては「ランスへの旅」コリンナ、「フィガロの結婚」伯爵夫人などに出演し、その実力に裏打ちされた歌唱は常に高い評価を得ている。とりわけ「ラ・ボエーム」のミミは、NHKテレビでも放映され、”歌唱・容姿ともに理想のミミ”と絶賛を博した。19年度は新国立劇場「ジャンニ・スキッキ」、〈オペラ夏の祭典2019-20〉でのバルセロナ交響楽団との「トゥーランドット」、日生劇場「トスカ」、びわ湖ホール「神々の黄昏」に出演。

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また、活動の場はオペラにとどまらず、国内主要オーケストラにも招かれており、テレビ、ラジオへの出演も数多い。NHKニューイヤーオペラコンサートには、02年に初登場以来出演を重ねている。2019年12月には待望のデビュー・アルバムをリリース。

藤原歌劇団団員。武蔵野音楽大学非常勤講師。沖縄県宮古島出身。

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