1992年東京生まれ。作曲を16歳より、指揮を大学入学時より始める。桐朋学園大学(作曲専攻)卒業及び同研究科修了。指揮を梅田俊明氏、下野竜也氏に師事。第18回東京国際音楽コンクール<指揮>にて第3位、第26回京都フランス音楽アカデミーにて最優秀賞(第1位)、第12回ドナウ国際指揮者コンクールで第2位受賞。
2016年から2019年まで、NHK交響楽団・首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ氏及び、同団アシスタントとして定期公演等に携わる。
国内では、これまでに広島交響楽団、NHK交響楽団、九州交響楽団、群馬交響楽団、東京交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。また、欧州ではマスタークラスにおいて、カルロヴィ・ヴァリ交響楽団、ノース・チェコフィルハーモニー管弦楽団(テプリツェ)と共演。
また、その他にも、日生劇場ファミリーフェスティバルや洗足学園大学バレエコース本公演にて谷桃子バレエ団、牧阿佐美バレヱ団と共演(管弦楽:洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団)。さらに、ファミリーオペラコンサートにおける「魔笛」の指揮や、東京混声合唱団との共演など様々な分野で活躍。
最近はコロナ禍において、海外からの来日指揮者の代役や配信公演にも携わり、2020年7月にはコロナによる演奏活動休止後、NHK交響楽団にとって初めての演奏活動となった「希望のコンサート」(放送演奏)や「NHK交響楽団11月公演」にて、本格的なドイツ・プログラムを披露し、次代を担う若手指揮者として注目を集めた。
2021年よりドイツに拠点を置き、2021年8月〜2023年7月まで、ハンブルク州立歌劇場にて音楽総監督ケント・ナガノ氏のアシスタントを務める。指揮者としても同劇場ではこれまでに「後宮からの逃走」(抜粋)、「魔笛」などを指揮。2023年5月にはハノーファー州立歌劇場にて「ルサルカ」を指揮し好評を博した。2023年8月より、ハノーファー州立歌劇場第2カペルマイスターに就任し、同シーズンには、6つのオペラやコンサート等、計30公演ほどを指揮することが予定されている。
熊倉優オフィシャルサイト http://masarukumakura.com
コンサート情報
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