中村恵理(ソプラノ)Eri Nakamura, soprano

2008年英国ロイヤルオペラにデビュー。2009年BBC主催カーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールドにてオーケストラ、歌曲両部門においてファイナルに進出。翌年、英インディペンデント紙「Talent2010」音楽家部門に選出。2010年から6年間にわたりバイエルン国立歌劇場の専属歌手として数々のオペラで主要キャストを務める。また英国ロイヤルオペラ ベッリーニ《カプレーティ家とモンテッキ家》ジュリエッタ、モーツァルト《フィガロの結婚》スザンナ、マスネ《ウェルテル》ソフィー、プッチーニ《トゥーランドット》リュー、ヴェルディ《リゴレット》ジルダ、プッチーニ《蝶々夫人》タイトルロールをはじめ、ウィーン国立歌劇場、ワシントン・ナショナル・オペラ、ベルリン・ドイツ・オペラなど客演多数。

日本国内では、びわ湖ホール プッチーニ《つばめ》マグダ、新国立劇場《蝶々夫人》タイトルロール、ヴェルディ《椿姫》ヴィオレッタ、藤沢市民オペラ《ラ・ボエーム》ミミなどで出演。2023年は宮崎国際音楽祭 ヴェルディ《仮面舞踏会》アメーリアをはじめ、スウェーデン王立歌劇場《蝶々夫人》タイトルロール、イングリッシュ・ナショナル・オペラ『マリア・カラスの7つの死』に出演するなど世界各地でのオペラ公演や演奏会に出演。

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2024年4月にはイギリスのCDレーベル「Opera Rara」の新制作録音 ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》(1857年版)アメーリアでロール・デビューを果たした。5月には新国立劇場 ヴェルディ《椿姫》で主演、その圧倒的な存在感で聴衆を魅了した。2025年1月にはカナディアン・オペラ・カンパニー《蝶々夫人》タイトルロールで出演を予定している。

2012年度アリオン賞、2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、2017年JXTG音楽賞洋楽部門奨励賞、2017年度兵庫県芸術奨励賞の各賞を受賞。 東京音楽大学特任教授、大阪音楽大学客員教授。

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