アンヌ・ケフェレック(ピアノ)Anne Queffélec, piano

(C)Caroline Doutre

現代を代表する名ピアニストの一人に数えられ、国際的な舞台で活躍を続けている。

パリ生まれ。5歳からピアノを始め、パリ国立高等音楽院を首席で卒業した後、ウィーンでアルフレッド・ブレンデル、パウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームスに師事。1968年ミュンヘン国際音楽コンクールで満場一致で優勝を果たし、翌年リーズ国際ピアノ・コンクールでも入賞。一躍ヨーロッパで大きな注目を集め、世界各地で演奏活動を開始させた。

これまでに、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団、アカデミー室内管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ローザンヌ室内管弦楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニ-管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、リール国立管弦楽団、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団、クレメラータ・バルティカ、シンフォニア・ヴァルソヴィア等のオーケストラと共演を重ね、日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団と共演している。

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また指揮者では、ピエール・ブーレーズ、ジョン・エリオット・ガーディナー、フィリップ・ジョルダン、デイヴィッド・ジンマン、クリストフ・エッシェンバッハ、ジェームズ・コンロン、ルイ・ラングレ、イルジー・ビエロフラーヴェク、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、ジャン=クロード・カサドシュ、アラン・ロンバール、テオドール・グシュルバウアー、カルロ・ゼッキ、ローレンス・フォスター、ハインツ・ホリガー、マレク・ヤノフスキ等と共演している。

1990年、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジークの年間最優秀演奏家賞を受賞。BBCプロムス、バース国際音楽祭、ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭のほか、フランスで開催されるラ・シェーズ=デュー、モンペリエ、ストラスブール、ブザンソン、ボルドー、ディジョン、グランジュ・ドゥ・メレ、ラ・フォル・ジュルネ・ド・ナント、ラ・ロック=ダンテロンといった音楽祭にも定期的に出演している。

とりわけモーツァルトの瑞々しい解釈は高く評価されており、6公演にわたり開催されたモーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会はラジオ・フランスで放送され絶賛された。また、映画「アマデウス」ではサー・ネヴィル・マリナーとの共演でピアノ協奏曲を演奏し、話題となった。

エラート、ヴァージン・クラシックス、ミラーレから40枚以上のアルバムをリリースし、多岐に亘るレパートリーの録音を残している。ミラーレからの『サティと仲間たち』は2013年ディアパゾン・ドール賞を受賞。続いて、2014年ミラーレより『ラヴェル:ピアノ協奏曲集、ドビュッシー:練習曲集、フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集』(アラン・ロンバール指揮ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、アルミン・ジョルダン指揮モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団、ヴァイオリン:エール・アモイヤル)、2015年エラートよりスカルラッティのピアノ・ソナタ、2017年ミラーレより『ダンスに加わって』をリリースし、いずれも高評を得る。2019年には、最新盤『モーツァルト:ピアノ・ソナタ集』がリリースされた。

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