新日本フィルが2019/20シーズンラインナップを発表

新日本フィルハーモニー交響楽団 
C) K.MIURA

 新日本フィルハーモニー交響楽団が2019/20シーズン(2019年9月〜20年7月)定期演奏会年間プログラム速報を発表した。
 9月初旬、就任4年目を迎える音楽監督・上岡敏之によるブルックナー交響曲第7番で新シーズンが開幕(2019.9/5,9/8)。上岡は、このほかシューベルト「未完成」とモーツァルト「レクイエム」のカップリング(10/4,10/5)、珍しいレオポルド・ヴァン・デア・パルス(1884-1966)の交響曲第1番(20.4/17,4/18)、マーラーの交響曲第7番(5/23,5/24)など幅広く意欲的なプログラムを組んでいる。
 客演指揮者も多彩。トパーズ〈トリフォニー・シリーズ〉では、ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズの創設者で近年モダン・オケとの共演も多いポール・マクリーシュがメンデルスゾーン交響曲第2番(19.9/20,9/21)を、そしてベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」の弾き振りが楽しみなラルス・フォークトなどが登場。ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉には、オペラ指揮者として名高いエヴェリーノ・ピド(20.2/28,2/29)、ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者として活躍するキース・ロックハート(1/24,1/25)などバラエティに富んだ顔ぶれが並んだ。なお、上岡を中心に、客演指揮者の協力も仰ぎ、1年かけてシューベルトの交響曲全曲を取り上げているのも興味深い。ソリスト陣には、ピアノのカティア・ブニアティシヴィリやアンヌ・ケフェレック、ベルクのリートを歌うユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)、バンドネオンの小松亮太など注目のアーティストが揃った。
 また、新たな試みとして、来季よりトパーズの金曜日の公演のみ開演時間が19時15分に変更されることも明らかになった。

新日本フィルハーモニー交響楽団
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