Tag Archive for 音楽監督

ジョナサン・ノットが語る東京交響楽団の新シーズン

 10月最初の週末に行なわれたミューザ川崎シンフォニーホール開館15周年記念公演《グレの歌》(シェーンベルク)で圧巻の熱演を聴かせたジョナサン・ノットと東京交響楽団。シェーンベルクの興奮の余韻が残るミューザ川崎シンフォニーホールで、東京交響楽団2020年度シーズン・ラインナップ記者会見が行なわれた。演目自体はすでに9月…

上岡敏之(指揮)

新日本フィルは今、変わりつつあります  2019/20シーズンが始まる9月から新日本フィルの音楽監督就任4年目に入る上岡敏之。3年のコラボを経た今、彼はかなりの手応えを感じている。 「メンバーそれぞれが自分の音の最大限と最小限を見極めるようになり、段々と“大きな室内楽”が可能になってきました。自発性も生まれてきましたし…

原田慶太楼が米サヴァンナ・フィル音楽監督兼芸術監督に就任

 欧米を中心に活躍する若手指揮者、原田慶太楼が2020/21シーズンからアメリカ・ジョージア州を本拠とするサヴァンナ・フィルハーモニックの音楽監督兼芸術監督に就任することが発表された。  原田は1985年生まれの34歳。17歳で単身渡米してアメリカを中心に研鑽を積み、2010年にはタングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー…

西村 朗(草津夏期国際音楽アカデミー &フェスティヴァル音楽監督)

日本で最も歴史のある音楽フェスティヴァル、40年目となる今回の魅力は?  毎年8月に群馬県草津町で開催される「草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」。1980年に日本で最初の本格的な夏期の音楽アカデミーとしてスタートし、今年40回目を迎える。アカデミーのみならず、講師たちによる演奏会が連日開催されるなど、国内有…

リュウ・シャオチャ (呂 紹嘉)(指揮)

台湾のクラシック・シーンを牽引するマエストロ  近年、目覚ましい成長を遂げたアジア諸国のオーケストラの中にあって、特に高い評価を受けているのが、台湾フィルハーモニック(台湾では国家交響楽団の名称)。音楽監督を務めるリュウ・シャオチャに率いられて2019年春に来日、熱いサウンドを披露する。  「日台は物理的な距離だけでな…

大野和士(指揮) 東京都交響楽団

新シーズンは抒情とロマンに満ちた20世紀作品で開幕  大野和士音楽監督のもと、次々と意欲的なプログラムを披露する東京都交響楽団。4月の第877回定期演奏会Bシリーズでは、武満徹の「鳥は星形の庭に降りる」、シベリウスの交響曲第6番、ラフマニノフの交響的舞曲という3曲の20世紀作品をとりあげる。  前半の武満とシベリウスの…

上岡敏之(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団

フランスの色彩溢れる魅惑の三編  新日フィルの3月のトパーズ・シリーズでは、音楽監督の上岡敏之が芸術の都パリをテーマにしたプログラムを組んでいる。フランス風の色彩感をどう聴かせるかというあたりがみどころだが、ドイツの劇場で長くキャリアを築いた上岡ならではのひねりも効いてきそうだ。  まずはモーツァルトの交響曲第31番「…

【CD】ブルックナー:交響曲第8番/尾高忠明&大阪フィル

尾高忠明の大阪フィル第3代音楽監督就任披露公演ライヴ。朝比奈隆が最も得意としたブルックナーの大作「第8番」を敢えてぶつけてきた所に尾高の意気込みと覇気が伝わってくる。冒頭楽章から大変美しい仕上がりだ。何もしていないようで、しみじみと感動させられるところは朝比奈にも通じる。その研ぎ澄まされた美感は朝比奈以上か。アダージョ…

都響が大野和士の音楽監督任期延長を発表

 東京都交響楽団は、現在音楽監督を務めている大野和士の任期を2023年3月まで延長することを発表した。  大野はプロ・デビューとなった1984年3月の都響との初共演以来、都響指揮者を経て、2015年4月より第5代音楽監督に就任。都響の主要なレパートリーの1つであるマーラーを軸とし、古典派から現代まで多彩な演目を取り上げ…

リッカルド・ムーティ(指揮)

世界文化賞受賞、イタリア・オペラ・アカデミー in 東京、シカゴ響来日公演について語る  指揮界のトップに立つイタリアの巨匠リッカルド・ムーティが、第30回高松宮殿下記念世界文化賞の授賞式のため来日した。これは5つの芸術分野から毎年各1名が選ばれる権威ある賞だ。 「天皇・皇后両陛下とお会いできたことを大変光栄に思ってい…