Tag Archive for 蝶々夫人

継続と新たな出会い〜東京二期会が2016/2017シーズンラインアップを発表

 7月16日、東京二期会の「2016/2017シーズンラインアップ」の記者会見が行なわれた。登壇は、中山欽吾理事長、山口毅事務局長兼企画制作部長、ソプラノの木下美穂子とバリトンの成田博之の4名。シーズンのテーマは「継続と新たな出会い」となり、これまで共に作品作りに携わってきた指揮者、演出家及び海外歌劇場と引き続きコラボ…

新国立劇場オペラ鑑賞教室に1都8県、54校からおよそ9000名が参加

 去る7月9日〜15日、平成26年度 新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室《蝶々夫人》が開催された。  「新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室」は、現代舞台芸術の一層の普及をめざす新国立劇場が、若い世代が優れた生の舞台を鑑賞できるよう、平成10年度から毎年開催しているもので、「初めてのオペラこそ本物の芸術を体験…

藤原歌劇団《蝶々夫人》ゲネプロレポート

今年創立80周年を迎えた藤原歌劇団。明日から上演される《蝶々夫人》はその記念公演のひとつです。粟國安彦演出による藤原歌劇団伝統の舞台は「これぞ日本人の《蝶々夫人》!」と言いたくなる、純日本的で完成度の高い舞台です。調度や小物、細かい所作に至るまで考え抜かれ、それでいてすべての流れが自然で美しいため、何度観ても味わい深い…

東京二期会《蝶々夫人》ゲネプロ・レポートvol.2

 栗山昌良演出による純日本的な舞台は、回を重ねて成熟度を増し、大道具や小道具とその配置も実にキメが細かい。これは、照明効果の美しさと相まって、日本人に違和感を抱かせない《蝶々夫人》の名舞台であろう。歌手は全員日本の実力者たち。ダブル・キャストそれぞれ個性が違っていて、双方観ても楽しめそうだ。蝶々夫人役の腰越満美と木下美…

東京二期会《蝶々夫人》ゲネプロ・レポートvol.1

 4/23(水)から上演される、東京二期会《蝶々夫人》のゲネラルプローベ(GP・最終総稽古)が21日と22日に行われました。 こちらは、21日に行われた腰越満美組から。 ※写真はクリックで拡大します。 (撮影:M.Terashi/TokyoMDE) 東京二期会オペラ劇場 《蝶々夫人》(イタリア語・全3幕) <日本語字幕…

石上朋美が新国立劇場《蝶々夫人》タイトルロール代役でデビュー

新国立劇場《蝶々夫人》公演レポート   2005年のプレミエ以来、再演を重ねる新国立劇場の《蝶々夫人》。栗山民也の演出は、風土のリアリズムからは敢えて距離を置き、色彩を絞り、空間を多く取る中で人間の「心の動き」を鮮烈に浮かび上がらせるもの。第1幕では、花嫁を囲む人々の立ち居地が綿密に計算され、彼女に対する世間の「注目度…

【WEBぶらあぼ特別インタビュー】ケリー=リン・ウィルソン(指揮)

 長身かつほっそりした女性指揮者、ケリー=リン・ウィルソン。しかし、ひとたびタクトを振り下ろせば、たちまち逞しい響きがあふれ出る。「熱く激しく、陰翳に富んでドラマティックな音楽が大好きです!」と語る彼女、新国立劇場で指揮するオペラ《蝶々夫人》の魅力を新しい観点から解き明かす。  「《蝶々夫人》のヒロインは可憐な女性です…