Tag Archive for 牛田智大

井上道義(指揮) × 牛田智大(ピアノ) × 読響 華麗なるプロコフィエフ

カリスマと俊才の出会いが未知の体験を生む  井上道義に、“円熟”という言葉は似合わない。72歳を迎え、いっそう瑞々しい音楽を紡ぎ続けるマエストロ。さらに、20歳を目前に“天才少年”から脱皮し、新たな境地を迎えたピアニスト、牛田智大。そんな2つの才能が、読売日本交響楽団と共に、プロコフィエフの多層的な響きの世界へ対峙する…

【CD】第10回 浜松国際ピアノコンクール2018

 2018年11月に行われた第10回浜松国際ピアノコンクール。第1位から6位の入賞者、奨励賞そして日本人作品最優秀演奏賞、計8名の演奏のハイライトが2枚組のCDでリリースされた。優勝したトルコ出身のジャン・チャクムルの演奏からはショパンの幻想ポロネーズ、モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番、そして鬼気迫るリストの協奏曲第…

【CD】ショパン:バラード第1番、24の前奏曲 /牛田智大

 昨年浜松国際ピアノコンクール第2位という快挙を成し遂げた牛田が挑んだのは、ショパンの“魂”が詰まった作品である難曲「前奏曲集」。ピアニストとして更に高いステージに立った彼の芸術性が存分に発揮されたものとなっている。凛とした佇まいを感じさせる透明感のある音色は曲の進行とともに多彩な表情を見せ、一曲ごとに美しい詩を読んだ…

第29回出光音楽賞の受賞者が決定

 第29回出光音楽賞の受賞者が決定した。同賞は主にクラシックの音楽活動を対象に、育成という観点から意欲、素質、将来性などに重きを置き、新進の音楽家を顕彰している。受賞者にはそれぞれ賞状ならびに賞金300万円が贈られる。  今年の受賞者は以下の通り。(五十音順) ◎牛田智大(ピアノ) 2012年3月に日本人ピアニストとし…

第10回 浜松国際ピアノコンクール結果発表

 11月8日から静岡県浜松市で開催されていた「第10回 浜松国際ピアノコンクール」(審査委員長:小川典子)の本選が11月23日、24日の2日間にわたって行われ、順位と各賞の受賞者が発表された。優勝は、トルコのジャン・チャクムル(20)。聴衆賞を受賞した牛田智大(19)が第2位に入賞した。  結果は以下の通り。 第1位・…

アフタヌーン・コンサート・シリーズ 2017-2018前期

絶妙なラインナップが魅力の月に一度のお楽しみ  最近、とみに目立つようになったのが、平日昼間のコンサート。どんどん数が増えてきた。こういった平日昼の公演に足を運んでみると、おおむね客席も盛況で、客層は予想以上に幅広い。決して仕事をリタイアした年配の方々ばかりが集まっているわけではなく、現役世代の方も少なくないのだ。子育…

高関 健(指揮) 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

颯爽たる「皇帝」とブラームスの“もう一つ”の交響曲  2016年はベルリオーズ作品を続けて取り上げた東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団だが、シーズン後半となる2017年1月〜3月にプログラムの軸となるのはベートーヴェンの作品。高関健が指揮する3月の定期演奏会には、10代後半となってますます音楽的成長が楽しみな牛田智…

仙台クラシックフェスティバル2016 せんくら

今年は注目の若手アーティストが多数出演!  昨年10周年を迎え、今年、次の10年に向けた新たな一歩を踏み出す、仙台クラシックフェスティバル(せんくら)。「新しいせんくら」として、多くの初登場アーティストやフレッシュな若手を迎えるほか、「せんくら」のみで実現する豪華共演など、注目公演が目白押しだ。  まずは初登場アーティ…

渡邊一正(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

「戴冠式」のソリストは注目の16歳  思わぬことから若い音楽家が抜擢されることがある。10月30日、渡邊一正指揮東京フィルのサントリー定期シリーズで、当初ソリストとして予定されていた中村紘子が病気療養のため出演できなくなった。そして、その代役として白羽の矢が立てられたのが牛田智大(ともはる)。なんと、まだ16歳である。…

ミハイル・プレトニョフ(指揮) ロシア・ナショナル管弦楽団

世界屈指のオーケストラで聴くロシア音楽の神髄  名ピアニストが指揮者としても活動する例は珍しくないが、ミハイル・プレトニョフのように自らのオーケストラを創設して率いる例はまれだろう。ピアニストはピアノを前に自分の思うがままに音楽を奏でることができる。しかし指揮者は自ら音を発することができない。常にオーケストラという集団…