【CD】武満徹ソングブック―コンプリート―/ショーロクラブ with ヴォーカリスタス 2021/01/13 武満徹生誕90年の2020年、思いもかけぬ嬉しい贈り物だ。11年にリリースの名盤、ショーロクラブの『武満徹ソングブック』にライブ音源も含み新たに大幅な追加曲を加えて2枚組でリイシュー。2枚目の13曲が今回追加された曲たちであり、1枚目には参加していない畠山美由紀と優河の2人もここに加わる。これで武満のポップソングはす… 続きはこちら→
新しい耳 第24回 テッセラの春 音楽祭 2019/04/16 ユニークで新鮮な“歌”を並べて魅了する ピアニストの廻由美子が主宰する「新しい耳 テッセラの春 音楽祭」も第24回を迎える。5月17日の第1夜(19:00開演)では、バリトンの松平敬とピアノの中川賢一という現代音楽のスペシャリストの共演で、シューマンとR.シュトラウスから成るドイツ・ロマン派プログラムが組まれた。シュ… 続きはこちら→
【ゲネプロレポート】新国立劇場《紫苑物語》 2019/02/17 平安を題材にした普遍的なファンタジー、ドリームチームが創り上げる新作オペラ 指揮者の大野和士が7代目の新国立劇場オペラ芸術監督に就任したのは2018年9月のこと。その大野が芸術監督として初めて新国立劇場のオーケストラピットに入ると話題になっているのが西村朗のオペラ《紫苑物語》だ。大野は、1シーズンおきに日本人作曲家に… 続きはこちら→
青柳いづみこ(ピアノ/トーク) 未完のオペラ《アッシャー家の崩壊》 2018/12/19 エドガー・アラン・ポーの怪奇と頽廃の美を音で描いたドビュッシー ドビュッシーの演奏・研究で高い評価を受けてきた青柳いづみこが、1月11日にドビュッシーの未完のオペラ《アッシャー家の崩壊》の試補筆版上演を行う(コンサート形式、昼夜2公演)。同オペラはエドガー・アラン・ポーの小説に基づくが、2019年はポーの生誕210年… 続きはこちら→
【CD】双子素数/低音デュオ 2018/10/17 松平敬と橋本晋哉による異彩を放つユニット「低音デュオ」約3年ぶりの新譜もまた「斜め上」から攻めて来る。1曲目の徳永崇「感情ポリフォニー」からしていきなりホーミー歌唱が登場して面食らうが、収録曲全6曲共に声/バリトン+テューバ&セルパンといった“地味な”編成から驚くほどに多彩な音響と世界観を現出させている。先述曲では特… 続きはこちら→
一柳 慧(作曲、ピアノ) 2016/04/18 初めてピアノ協奏曲を自作初演します 東京オペラシティで毎年開催される現代音楽の祭典『コンポージアム』。2016年度武満徹作曲賞の審査員は一柳慧で、今年は作曲賞本選演奏会と一柳の個展コンサートが行われる。 25日は「一柳慧の音楽」と題して、2001年作曲の室内オーケストラのための「ビトゥイーン・スペース・アンド・タイ… 続きはこちら→
松平 敬(バリトン) 2015/11/30 古典と現代、どちらも楽しんでください 現代音楽の分野で実に多彩な活動を繰り広げるバリトン歌手・松平敬のリサイタル。ピアノで共演するのは作曲家でもある中川俊郎だが、松平にとってピアノとの共演自体が特別なことだ。 「現代音楽を中心に歌っていることもあって、歌とピアノというフォーマットでは意外に演奏していないんです。中川さ… 続きはこちら→
一柳慧 オペラ《水炎伝説》 2015/01/15 時空を超えた“死と再生”の物語 神奈川県民ホール開館40周年記念作品として一柳慧のオペラ《水炎伝説》が上演される。2005年作曲の混声合唱とピアノのための同名作品(委嘱初演:東京混声合唱団)の改訂初演版だ。もともと舞台用に構想され、合唱だけでなく、独唱者や、ときに語り手も多用されるオペラ仕立てだった作品が、作曲者自身… 続きはこちら→
中村恩恵 神奈川県民ホール 開館40周年記念 オペラ《水炎伝説》 2015/01/09 演出・振付・美術を手がける中村の世界観に期待 古典から最先端まで、つねにハイクオリティな舞台芸術を提供してきた神奈川県民ホールが開館40周年を迎える。満を持して上演されるオペラが、この《水炎伝説》だ。作曲はこれまでも多くの作品を同ホールに提供してきた一柳慧。台本は日本を代表する詩人の大岡信によるもの。同曲は2005年… 続きはこちら→