Tag Archive for 指揮

アーティストメッセージ(19)〜松尾葉子/上野耕平

松尾葉子(指揮)  これほど自由な時間を満喫できることは今までになかったと思います。好きな趣味の洋裁をして形になる服をたくさん作っています。ゆっくり進むことを再確認した日々です。  今までは演奏することばかり考えていましたが、これからの社会は多くのウイルスと共存しなくてはいけなくなるでしょう。感動できるものは何なのだろ…

沖澤のどか(指揮)

華やかなフレンチ・プロでオーケストラ定期デビュー!  ベルリンを拠点に創造の翼を広げようとしている沖澤のどかが、来たる9月、新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会 ルビー〈アフタヌーン コンサート・シリーズ〉第33回の指揮台に立つ。同楽団2020/21シーズンの開幕、その一環を彩る親しみやすいフレンチ・プログラム。《…

アーティストメッセージ(7)〜ヤクブ・フルシャ(指揮)

 日本の音楽愛好家の皆さま、こんにちは。  私たちすべてがコロナウイルスによる前例のない脅威にさらされています。私たちの大切な音楽文化が、特に国際的な、そして大陸を越えての文化交流が停止しています。音楽という創造的な活動がいつ本来の形に戻れるのか定かではありません。  私たちの多くにとって、音楽活動再開の見通しを立てる…

スペランツァ・スカップッチ(指揮)

プッチーニが書いた通りのテンポで演奏するとドラマがますます生きてきます  近年クラシックの音楽界でも女性指揮者の活躍が目立つようになってきた。その中でも世界の劇場で著しい活躍をしているのがスペランツァ・スカップッチだ。ヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界を駆け巡っている彼女が今年の東京・春・音楽祭に登場し、プッチーニのオ…

小林研一郎(指揮)

チャイコフスキーの人生の変遷と音楽の進化を伝えたい  “炎のマエストロ”コバケンこと小林研一郎は、今年4月に80歳を迎える。円熟を極めたマエストロの傘寿を記念して行われるのが「チャイコフスキー交響曲全曲チクルス」。全交響曲に協奏曲等を加えた5日間の公演で完遂する意欲的な企画だ(他に名古屋、大阪公演あり)。  十八番のチ…

【追悼】マリス・ヤンソンス

Mariss Jansons 1943-2019  マリス・ヤンソンスは、1943年、ラトヴィアのリガに生まれた。父親は指揮者のアルヴィド・ヤンソンス。アルヴィドは、1950年代から80年代にかけて東京交響楽団に客演して目覚ましい成果をあげたほか、レニングラード・フィルと何度か来日していたので、日本の音楽ファンの間では…

アンドレア・バッティストーニ(指揮)

熱望していた「幻想交響曲」の指揮が東京フィルで実現  この秋には東京に約1ヵ月半滞在したバッティストーニ。もはや彼の活動には日本での生活がしっかり組み込まれているようだ。 「さすがに、自分を日本人だと感じることはまだありませんが(笑)。でも、毎年長い期間を日本で過ごしているので、“お客さん気分”はどんどん少なくなってい…

第4回ニーノ・ロータ国際指揮者コンクールで平林遼がファイナリストに選出

 10月1日から7日まで、イタリア・バジリカータ州のマテーラで開催された、第4回ニーノ・ロータ国際指揮者コンクール(審査委員長:Piero Romano)で、日本の平林遼がファイナリスト(最高位次点)に選出され、また併せて聴衆賞も受賞した。ニーノ・ロータ賞(優勝)はMarcoVlasák(スロヴァキア)。  平林は、1…

ヴィキングル・オラフソン(ピアノ)

アイスランド出身の“革命児”がこだわりぬいたプログラムで新風を吹き込む  世界中から熱い視線を浴び、いまや次世代を担うピアニストとして大きな注目を浴びているアイスランド出身のヴィキングル・オラフソンが、12月に待望のリサイタルを行う。プログラムはラモーとドビュッシーの作品、それにムソルグスキー「展覧会の絵」というこだわ…

寺神戸 亮(指揮・ヴァイオリン)

ベルカントオペラの源流とも言えるヘンデルの作品に大きな意欲  今年も11月に北とぴあ国際音楽祭が開催される。4週間にわたって様々な公演が予定されているが、フィナーレを飾るのが、寺神戸亮が率いるピリオド楽器のオーケストラ、レ・ボレアード他によるオペラ公演だ。これまでフランスのバロック・オペラやモンテヴェルディ、モーツァル…