Tag Archive for 小林研一郎

アーティストメッセージ(43)~小林研一郎(指揮)

 昔のヨーロッパで疫病が蔓延したときに音楽家はどの様に乗り越えてきたのだろう・・・?  タイタニックの映画の中でカルテットが人々の心を和らげようと最後まで楽器を手放さなかった演奏をやめなかったシーンを思い出します。  今、音楽家は何ができるのだろう・・・?  オーケストラもフリーの演奏家もどれ程、困窮してるだろう・・・…

【SACD】ドヴォルザーク:交響曲第8番/小林研一郎&ハンガリー放送響

 先月80歳を迎えた小林研一郎が昨秋指揮した記念演奏会の記録。大地に根を張ったようなどっしりとしたテンポ、硬質なサウンドに、美しいソロや大見得を切るフレーズが色を添える。随所に炸裂するコバケン節のみならず、うんうんといううなり声、熱狂的拍手までが捉えられ、臨場感満載だ。東欧のオケでドヴォルザークを指揮して自分色に染めて…

東京文化会館《響の森》Vol.46 チャイコフスキー生誕180年 コバケン80th アニバーサリー

100歳違いの巨匠2人の時空を超えた熱き邂逅  今年80歳を迎えた小林研一郎が、自らが音楽監督を務める東京文化会館主催のシリーズ《響の森》で、東京都交響楽団を相手にオール・チャイコフスキー・プログラムを振る。チャイコフスキーが生まれたのが1840年であるから、小林とチャイコフスキーとはちょうど100歳違い。小林がチャイ…

小林研一郎(指揮)

チャイコフスキーの人生の変遷と音楽の進化を伝えたい  “炎のマエストロ”コバケンこと小林研一郎は、今年4月に80歳を迎える。円熟を極めたマエストロの傘寿を記念して行われるのが「チャイコフスキー交響曲全曲チクルス」。全交響曲に協奏曲等を加えた5日間の公演で完遂する意欲的な企画だ(他に名古屋、大阪公演あり)。  十八番のチ…

小林研一郎 80歳(傘寿)記念プロジェクト記者会見

 2020年4月9日に80歳を迎える指揮者、小林研一郎。彼の傘寿を記念したプロジェクトシリーズについての記者会見が、1月28日に都内で行われた。登壇したのは小林本人と小林音楽研究所代表の櫻子(ようこ)夫人。 (2020.1/28 東京都内 Photo:M.Suzuki/Tokyo MDE)  このシリーズはVOL.1〜…

小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

信頼厚いコンビならではの“真打ちの名演”  何度も名演を積み重ねてきて、そのことをだれもが知っていて、それでも期待を上回るような演奏をさらに重ねていく。指揮者と楽曲におけるそんな関係性の代表例が、マエストロ小林研一郎によるスメタナ「わが祖国」である、と言っても過言ではないだろう。チェコをはじめ東欧と関係の深い小林の、自…

響きの森クラシック・シリーズ 2020-2021シーズン 小林研一郎(指揮) オール・ベートーヴェン・プログラム

炎のマエストロと旬のソリスト陣によるベートーヴェンをたっぷり堪能  文京区と東京フィルハーモニー交響楽団は事業提携を結び、2002年から「響きの森クラシック・シリーズ」と題して、文京シビックホールで年4回の公演を行っている。  日本で最も長い歴史を誇る東京フィルと一流指揮者による演奏を、リーズナブルな価格で楽しめるとあ…

小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団 特別演奏会2019「第九交響曲」

熱気に溢れる「第九」で1年を締めくくる  毎年12月の恒例となっている、小林研一郎と日本フィルハーモニー交響楽団の「第九」公演。今年は3会場で5公演開催される。近年はいっそうの円熟味と、安定感のある演奏を聴かせている小林。何度も「炎のコバケン」の愛称を持ち出すのも恐縮なくらいだが、その尽きない情熱こそが彼の演奏の土台で…

こども音楽フェスティバル 記者会見

 2020年7月17日から21日までの5日間、サントリーホールで開催される「こども音楽フェスティバル」の記者会見が11月12日、サントリーホール ブルーローズで行われた。登壇者はソニー音楽財団理事長・加藤優、サントリー芸術財団代表理事・堤剛の2名。 (2019.11/12 サントリーホール ブルーローズ Photo:M…

東京フィルハーモニー交響楽団 第15回 平日の午後のコンサート 〈ザ・コバケンⅠ〉

平日の昼、熱き名演に触れる悦び  近年のコンサートシーンにおける顕著な変化として挙げられるのが、平日の午後(日中)に行われる演奏会の増加だろう。その時間でこそ聴きに出かけたいというニーズに応えるべく、平日午後の定期的なシリーズを創設する楽団も現れた。その代表例のひとつが、東京フィルハーモニー交響楽団の「平日の午後のコン…