Tag Archive for 小林研一郎

日本フィルハーモニー交響楽団 第九特別演奏会2020

ベートーヴェン・イヤーの記憶に残る「第九」公演  年末恒例となっている日本フィルの第九特別演奏会が今年も開催される。新型コロナウイルス感染拡大で最も影響を受けた音楽のジャンルは声楽や合唱に違いないが、様々な困難を乗り越えて、「第九」が上演されるのは喜ばしい。  今年は、二人の指揮者が登場する。一人は、日本フィルの桂冠名…

小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

渾身のタクトで贈るモーツァルトとベートーヴェン  2020年も秋に入り、各オーケストラは、特殊な状況だからこそ取り組みたいことを見出し、楽団の成長かつ聴衆の新たな楽しみ方につなげている。日本フィルにとって、そのキーワードは「モーツァルト」かもしれない。  9月17日の「特別演奏会」では、小林研一郎の指揮によるオール・モ…

2021年・第19回東京国際音楽コンクール〈指揮〉会見レポート

審査委員長に尾高忠明が就任、 「いま器用な人ではなく、これから伸びそうな才能」を評価のポイントに  一般財団法人民主音楽協会(民音)が主催する東京国際音楽コンクール〈指揮〉の第19回(2021年)開催概要が固まった。第4代審査委員長に就く尾高忠明(大阪フィルハーモニー交響楽団音楽監督・東京藝術大学名誉教授)は8月27日…

アーティストメッセージ(43)~小林研一郎(指揮)

 昔のヨーロッパで疫病が蔓延したときに音楽家はどの様に乗り越えてきたのだろう・・・?  タイタニックの映画の中でカルテットが人々の心を和らげようと最後まで楽器を手放さなかった演奏をやめなかったシーンを思い出します。  今、音楽家は何ができるのだろう・・・?  オーケストラもフリーの演奏家もどれ程、困窮してるだろう・・・…

【SACD】ドヴォルザーク:交響曲第8番/小林研一郎&ハンガリー放送響

 先月80歳を迎えた小林研一郎が昨秋指揮した記念演奏会の記録。大地に根を張ったようなどっしりとしたテンポ、硬質なサウンドに、美しいソロや大見得を切るフレーズが色を添える。随所に炸裂するコバケン節のみならず、うんうんといううなり声、熱狂的拍手までが捉えられ、臨場感満載だ。東欧のオケでドヴォルザークを指揮して自分色に染めて…

東京文化会館《響の森》Vol.46 チャイコフスキー生誕180年 コバケン80th アニバーサリー

100歳違いの巨匠2人の時空を超えた熱き邂逅  今年80歳を迎えた小林研一郎が、自らが音楽監督を務める東京文化会館主催のシリーズ《響の森》で、東京都交響楽団を相手にオール・チャイコフスキー・プログラムを振る。チャイコフスキーが生まれたのが1840年であるから、小林とチャイコフスキーとはちょうど100歳違い。小林がチャイ…

小林研一郎(指揮)

チャイコフスキーの人生の変遷と音楽の進化を伝えたい  “炎のマエストロ”コバケンこと小林研一郎は、今年4月に80歳を迎える。円熟を極めたマエストロの傘寿を記念して行われるのが「チャイコフスキー交響曲全曲チクルス」。全交響曲に協奏曲等を加えた5日間の公演で完遂する意欲的な企画だ(他に名古屋、大阪公演あり)。  十八番のチ…

小林研一郎 80歳(傘寿)記念プロジェクト記者会見

 2020年4月9日に80歳を迎える指揮者、小林研一郎。彼の傘寿を記念したプロジェクトシリーズについての記者会見が、1月28日に都内で行われた。登壇したのは小林本人と小林音楽研究所代表の櫻子(ようこ)夫人。 (2020.1/28 東京都内 Photo:M.Suzuki/Tokyo MDE)  このシリーズはVOL.1〜…

小林研一郎(指揮) 日本フィルハーモニー交響楽団

信頼厚いコンビならではの“真打ちの名演”  何度も名演を積み重ねてきて、そのことをだれもが知っていて、それでも期待を上回るような演奏をさらに重ねていく。指揮者と楽曲におけるそんな関係性の代表例が、マエストロ小林研一郎によるスメタナ「わが祖国」である、と言っても過言ではないだろう。チェコをはじめ東欧と関係の深い小林の、自…

響きの森クラシック・シリーズ 2020-2021シーズン 小林研一郎(指揮) オール・ベートーヴェン・プログラム

炎のマエストロと旬のソリスト陣によるベートーヴェンをたっぷり堪能  文京区と東京フィルハーモニー交響楽団は事業提携を結び、2002年から「響きの森クラシック・シリーズ」と題して、文京シビックホールで年4回の公演を行っている。  日本で最も長い歴史を誇る東京フィルと一流指揮者による演奏を、リーズナブルな価格で楽しめるとあ…