Tag Archive for 勅使川原三郎

世田谷パブリックシアター開場20周年記念公演 勅使川原三郎『ABSOLUTE ZERO 絶対零度 2017』

勅使川原の美学が結晶化された名作、待望の再演  世界のダンス・シーンの最前線に立ち続ける鬼才、勅使川原三郎。その活動は近年ますます意欲的だ。発想を形にする貴重な実験場、作品のインキュベーターの役割を果たすアパラタスにおける公演でさえ常に完成度が高く、観客の眼差しのなかで燃焼しつくすその姿は崇高ですらある。国際的にも評価…

世田谷パブリックシアター開場20周年、勅使川原三郎『ABSOLUTE ZERO』が待望の再演!

 世田谷パブリックシアター(東京・三軒茶屋)が今年開場20周年を迎えた。4月6日に会見が行われ、公益財団法人せたがや文化財団理事長・同館館長の永井多惠子と同館芸術監督の野村萬斎が登壇した。 (2017.4/6 キャロットタワー Photo:J.Otsuka/Tokyo MDE)  世田谷パブリックシアターは現代演劇と舞…

勅使川原三郎 シアターX公演『トリスタンとイゾルデ』

 年頭からリムスキー=コルサコフ作曲『シェラザード』で濃密なデュエットを繰り広げて感銘を与えた勅使川原三郎と佐東利穂子。その直後、勅使川原と佐東は渡欧し、パリ・オペラ座の2017/18シーズン発表会見に出席、10月にバレエ団に振り付けする新作(音楽:エサ=ペッカ・サロネンのヴァイオリン協奏曲、演奏:諏訪内晶子)への意気…

宮本益光(バリトン)

《魔笛》ではすべての人物が“愛”と“死”を語るのです  毎回、国内外の第一級のキャスト・スタッフによるプロダクションが話題の神奈川県民ホール・オペラシリーズ。2017年は、ダンサー・振付家として世界的に活躍する勅使川原三郎が演出・装置・照明・衣裳を手がけるモーツァルトの《魔笛》を3月に2日間にわたって上演する(3/11…

伶楽舎第十三回雅楽演奏会 武満 徹「秋庭歌一具」

武満の雅楽でダンス界の奇才が踊る一夜限りの出会い  1985年の発足以来、芝祐靖音楽監督の下、雅楽の古典曲からの復元、現代作品に至るまで幅広い演奏活動を行ってきた雅楽演奏団体の伶楽舎が第十三回雅楽演奏会を開催する。曲目は、芝復曲・構成による「露台乱舞」と武満徹作曲「秋庭歌一具」の2本立て。とりわけ後者は、武満の代表作で…

勅使川原三郎 (演出家・振付家・ダンサー)× 山下洋輔(ピアノ)

“からだ”全体でぶつかりあう筋書きのないドラマ  勅使川原三郎は1970年代初頭から山下洋輔の音楽を聴いてきた、という。「ファン」というより、もっと遠くにいる偉大なピアニスト、と言い表す。昨年、ライヴハウス新宿ピットインで、梅津和時に招かれるというかたちで、山下と初共演。下手にピアノ、上手にサックスのまんなかで即興的に…

代官山T-SITEで「あいちトリエンナーレ2016公式ガイドブック」出版記念イベント

 8月11日から74日間にわたって開催される「あいちトリエンナーレ2016〜虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅」の公式ガイドブックが発売される。それを記念し、7月16日(土)、代官山蔦屋書店 T-SITE GARDEN GALLERYで1日限りの出版記念イベントが開催される。  イベントは10:30から20:00…

あいちトリエンナーレ2016 オペラ《魔笛》

勅使川原三郎が新たに描くモーツァルトの名作  愛知県を舞台にした現代アートの祭典<あいちトリエンナーレ2016>が8月11日〜10月23日、名古屋、豊橋、岡崎の3都市で開催される。同企画は今年で3回目。ここではメインのプロデュースオペラ、モーツァルト《魔笛》についてご紹介しよう。《魔笛》は、モーツァルトが最後に作曲した…

勅使川原三郎 連続公演『シナモン』『静か』

ダンスの可能性を探る勅使川原の新たな挑戦  KARASを率いる勅使川原三郎が、この春両国・シアターXを舞台に連続公演を開催。ポーランドの作家、ブルーノ・シュルツの短編をもとにした創作シリーズ最新作『シナモン』と、改訂再演作『静か』の2作品を披露する。  2013年の『春、一夜にして』を皮切りに、これまで7作に渡りシアタ…

勅使川原三郎、山田うんが抱負を語る〜あいちトリエンナーレ2016 企画発表会

 3年に一度、愛知県で開催される国内最大級の現代アートの祭典『あいちトリエンナーレ2016』の企画発表会が4月8日都内で行われ、概要が発表された。 (取材・文:渡辺真弓 Photo:J.Otsuka/Tokyo MDE)  今回は、2010年の第1回「都市の祝祭」、2013年の第2回「揺れる大地」に次ぐ第3回に当たり、…