Tag Archive for ソプラノ

リナ・ヴァスタ(ソプラノ)

凛として清澄な、奇跡のソプラノに酔う  これは奇跡だ! 今年2月の『なんでも! クラシック2014』のガラ・コンサートで、リナ・ヴァスタが歌う《椿姫》の〈さようなら過ぎ去りし日よ〉を聴いた人は、皆そう思ったであろう。80歳を超えた彼女の歌声は、美しく澄み切っており、のびやかで若々しい。弱音もまっすぐ耳に届き、精妙な歌い…

ヴェッセリーナ・カサロヴァ(メゾソプラノ)

「カルメン役をやり遂げるには、多くの経験が必要なのです」  1991年にザルツブルク音楽祭とウィーン国立歌劇場でセンセーショナルなデビューを飾って以来、現代を代表するメゾソプラノの一人として、第一線で活躍を続けているヴェッセリーナ・カサロヴァ。バロックからモーツァルト、そしてベルカントのメゾとして名声を得たが、近年は《…

昼の音楽さんぽ 第17回 佐藤美枝子(ソプラノ)

ランチタイムに聴く日本の歌とフランス音楽  平日のお昼の1時間、ゆったりとした気分で楽しめる、第一生命ホールの『昼の音楽さんぽ』。第17回目となる6月の公演には日本を代表するプリマ佐藤美枝子が初めて登場する。予定曲目は、まず前半が日本歌曲。山田耕筰、中田喜直らの定番名曲とともに、唐木亮輔という作曲家の作品が並んでいるの…

モイツァ・エルトマン(ソプラノ)

今度のリサイタルはカラフルな夕べになるでしょう。  清澄な美声と深い表現力に可憐な容姿を併せ持つソプラノ歌手、モイツァ・エルトマン。2012年のリサイタルをはじめ、日本でも素晴らしい歌声を聴かせている彼女だが、元々はヴァイオリニストを目指していたという。 「6歳からヴァイオリンを習い始めました。同じ頃ハンブルク国立歌劇…

小林沙羅(ソプラノ)

歌の花束をおとどけします  オペラの舞台からソリストと国内外で活躍中の可憐なソプラノ、小林沙羅が待望のデビュー・アルバム『花のしらべ』をリリースする。 「様々な作曲家の花にまつわる歌曲を集めてみて、今回はドイツ語・イタリア語・日本語に絞って、花束を作るように色合いなど組み合わせを考えながら選びました。現在の私らしさが出…

河野克典(バリトン)&小林沙羅(ソプラノ) ミュラーと松本隆 2つの「冬の旅」

言葉の違いが行き着く先  東京文化会館の《プラチナ・シリーズ》第5回。シューベルトの誕生日(1/31)の公演は、「冬の旅」を、日本語訳詞と、原語ドイツ語(詩:ミュラー)の両方で聴かせるユニークな試み。もちろんどちらも全曲演奏だ。  日本語版は、作詞家・松本隆が1992年に訳したもの(この訳による演奏は、かつてCDも発売…

小川里美(ソプラノ)

今までにない《こうもり》をお見せします!  豊かな表現力を持った懐の深い歌唱で活躍する、ソプラノの小川里美。2月に東京芸術劇場と石川県立音楽堂の共同公演《こうもり》でロザリンデを歌う。 「《こうもり》は4度目ですが、ロザリンデをドイツ語で歌うのは初めてなので、やりがいを感じると同時に、緊張もしています。すごくチャーミン…

幸田浩子(ソプラノ)

日本の文化と風土のすばらしさを感じていただけたら  ドイツ・リューベック歌劇場の音楽総監督に就任するなど、国際的な活躍を展開する指揮者の沼尻竜典が、オペラの作曲に初挑戦。題材は、日本最古の物語「竹取物語」である。横浜みなとみらいホールで自身のタクトにより、世界初演に臨む。オペラの世界を知り尽くしたマエストロの“新作”だ…

柴田智子(ソプラノ) & 新井薫(ハープ)

心温まるクロスオーバーの世界を  クラシックに軸足を置きつつ、ミュージカルやジャズ、ポップスまで、スタイリッシュな都会的センスで、音楽のジャンルの壁を軽やかに飛び越えるディーヴァ柴田智子。この12月、最新アルバム『For your tears and smiles』でも共演しているハープ奏者・新井薫とのデュオ・コンサー…

【ご招待】二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール「鵜木絵里 ソプラノ」

二期会を代表する旬の歌手たちによるシリーズ・リサイタル「二期会ゴールデンコンサート at 津田ホール」の2013/14シーズンが9月28日に開幕する。 シーズン開幕を飾るのは、テクニックの確かさに加え、豊かな表現力も兼ね備えるソプラノの鵜木絵里。宮本亜門演出『コシ・ファン・トゥッテ』のデスピーナや『愛の白夜』(一柳慧作…