古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーに取り組み、来年の春にはドイツのエアフルト歌劇場でオペラにも出演予定、今注目のカウンターテナー村松稔之さん。Hakuju Hallで5月14日に開催される「第159回 リクライニング・コンサート」についてインタビューしました。
小さい頃から歌うのが大好きで、ホームビデオにも歌っている姿がたくさん映っていたそうですが、実は小学生の頃は理系。将来はバイオテクノロジーについて勉強するつもりで大学までの進路も決めていた村松さん。転機が訪れたのは小学6年生の時で、ご自宅に突然京都市少年合唱団の受験票が送られてきたそう。学校の先生が村松さんの授業中の歌声を聴いて申し込みをされていたとのことで、オーディションを受けて見事入団。ここから村松さんの音楽人生が始まりました。
今回のリクライニング・コンサートは、イタリアの古楽と日本の叙情歌を組み合わせたプログラム。伴奏は、東京藝術大学で同じテノール専攻の同期だった圓谷(つむらや)俊貴さんが、チェンバロとピアノ両方を用いて務めます。
記事はぶらあぼ4月号(3月18日発行)に掲載予定です。どうぞお楽しみに!
【情報】
第159回 リクライニング・コンサート
村松稔之 カウンターテナー・リサイタル
2021.5/14(金)15:00 19:30 Hakuju Hall
村松稔之(カウンターテナー)
圓谷俊貴(チェンバロ/ピアノ)
チェンバロと歌
カッチーニ:アヴェ・マリア、「新音楽」より 第3曲 甘いため息、第8曲 アマリッリ
ピアノと歌
山田耕筰:この道
中山晋平:ゴンドラの唄
木下牧子:竹とんぼに
シューマン:「子供の情景」op.15より 第7曲 トロイメライ、第3曲 鬼ごっこ、第10曲 むきになって
ほか