小林道夫×白井 圭 Portrait ~レジェンドの肖像~ 予告動画公開!【BRAVO DIGITAL ACADEMY 第2弾】

2020年秋にぶらあぼが創設したBRAVO DIGITAL ACADEMY。

第2弾は、いま第一線で活躍するアーティストが、レジェンドから“学ぶ”貴重な瞬間を収めたドキュメンタリーシリーズ「Portrait ~レジェンドの肖像~」。2021年2月下旬頃より全編無料にて順次配信することが決定しました!

NHK交響楽団のゲスト・コンサートマスターを務める白井圭が、自身がリスペクトする音楽家に迫り、一流のアーティストたちの音楽に対する姿勢や考え方、これまでの人生の歩みを語り尽くします。

予告動画

シリーズ初回は、鍵盤楽器の巨匠 小林道夫。

かつて小淵沢で開催されていた音楽祭で小林と共演した白井は、その演奏に深い感銘を受けました。そして2020年秋、白井は小林の自宅のある大分県由布院へ。

生い立ちから藝大の学生生活、また留学したドイツでのこと、そしてカラヤンをはじめとする世界の巨人との共演秘話など、レジェンドならではの貴重なトークが展開されます。

お楽しみに!

BRAVO DIGITAL ACADEMY公式サイト
https://academy.ebravo.jp

アーティストプロフィール

小林道夫(チェンバロ/ピアノ) Michio Kobayashi, harpsichord/piano

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。在学中より伴奏者として活動。1956年毎日音楽賞新人奨励賞を受賞。
1960年前後から、世界的な音楽家たちとの共演が始まり、声楽では、ヤノヴィッツ、アメリング、マティス、デ・ラ・カーザ、オジェー、ヘフリガー、シュライヤー、エクヴィルツ、ヒュッシュ、フィッシャー・ディスカウ、プライ、器楽では、ランパル、ツェラー、ニコレ、グラーフ、ラルデ、ラリュー、コッホ、ホリガー、ダム、スーク、シルヴァースタイン、ヘッツェル、ヘルシャー、ベッチャー、フルニエ等の芸術家たち、また、カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー、ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内オーケストラと共演。
1965年北西ドイツ音楽アカデミーに留学。1966年秋に帰国後は、鍵盤楽器奏者、室内楽奏者、伴奏者、指揮者として多方面にわたり活躍。
1970年第1回鳥井音楽賞(現在のサントリー音楽賞)を受賞。1972年ザルツブルク国際財団モーツァルテウムより記念メダルを受賞。1979年モービル音楽賞を受賞。2019年度 第30回日本製鐵音楽賞特別賞を受賞。

白井 圭(ヴァイオリン) Kei Shirai, violin

1983年トリニダード・トバゴ共和国に生まれる。 3歳でヴァイオリンを庭野冬子氏の下で始める。その後、天江光雄氏を経て、6歳より徳永二男氏の薫陶を受ける。 東京芸術大学付属高校、同大学を卒業。その間、大谷康子、田中千香士、堀正文の各氏に主にヴァイオリンを、ゴールドベルク山根美代子、山崎伸子、鈴木秀美、若松夏美の各氏には室内楽および、古楽奏法を師事。在学中は、「明治安田クオリティオブライフ文化財団」より奨学金を受ける。 2007年「文化庁新進芸術家海外研修制度」の奨学生として留学。ウィーン国立音楽演劇大学室内楽科にてヨハネス・マイスル氏に師事する他、ヴェスナ・スタンコービッチ氏の指導も受ける。またECMA(ヨーロッパ室内楽アカデミー) の受講メンバーとして、著名音楽家たちのマスタークラスを受講、特にアヴォ・クュムジャン、ハット・バイエルレ諸氏の影響を受ける。 これまでに全日本学生音楽コンクール中学校の部第1位(1997)、日本音楽コンクール第2位及び増沢賞(2001)、ARDミュンヘン国際コンクール第2位及び聴衆賞(2009)、ハイドン国際室内楽コンクール第1位及び聴衆賞(2015)を始めとしたコンクールで受賞歴をもち、ソリストとしてチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神戸市室内合奏団などと共演。ウィーン楽友協会や、ウィグモアホール(ロンドン)、コンツェルトハウス(ベルリン)等で演奏する。2011年9月より半年間、ウィーン国立歌劇場管弦楽団及びウィーン・フィルの契約団員として著名な指揮者の下で演奏した他、チェコ・フィルや、ドイツの放送響のゲストコンサートマスターも務める。2018年まで約5年間、神戸市室内合奏団(旧称)のコンサートマスターとして活躍。また、岐阜県中津川市加子母の芝居小屋《明治座》で毎年行われている「田中千香士音楽祭」では、恩師の後を受けて、2010年より指揮者を務める。また音楽監督としても音楽祭のさらなる発展に貢献している。現在も拠点をウィーンに置きながら、セイジ・オザワ松本フェスティバル、木曽福島音楽祭など数多く参加している。Stefan Zweig Trio、ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ・シュトゥットガルト、トリオ・アコード各メンバー。田中千香士レボリューション・アンサンブル音楽監督。Fontecより「シューマン:ヴァイオリンとピアノのための作品集(ピアノ=伊藤恵)」、ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲(トリオ・アコード)」をリリース。現在、NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスター。