名手たちによる珠玉の旋律の数々
国際的に活躍する名手たちが贈る、至福の一夜を堪能したい。
西本智実が芸術監督兼首席指揮者を務めるイルミナートフィルハーモニーオーケストラは、受賞歴を持つソリスト級の奏者らで組織された名人集団。この11月、ヴァチカン国際音楽祭と枢機卿音楽ミサに、アジアの団体として初めて招聘される。これを記念して、コンサートミストレスの江島有希子(第1ヴァイオリン)をはじめ、マヤ・フレーザー(第2ヴァイオリン)、秋山俊行(ヴィオラ)、レオニード・グルチン(チェロ)という同オーケストラ選りすぐりの精鋭で構成されるイルミナートヴィルトーゾ弦楽四重奏団が、「日経ミューズサロン」シリーズに登場。モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」やシューベルト「ロザムンデ」、さらに西室満美(ピアノ)が加わってのサン=サーンス「白鳥」など、誰もが一度は耳にしたことのある珠玉の旋律の数々を、巧みなアンサンブルと美しい音色で、たっぷりと聴かせる。
文:笹田和人
(ぶらあぼ2013年12月号から)
★2014年1月30日(木)・日経ホール
問:日経ミューズサロン事務局03-3943-7066
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