ジュネーヴ国際音楽コンクール作曲部門で髙木日向子が優勝

 ジュネーヴ国際音楽コンクールの作曲部門で、髙木日向子が優勝した。11月8日にステュディオ・エルネスト・アンセルメで行われたファイナルでは、髙木によるオーボエとアンサンブルのための「L’instant」ほか3名の作品が演奏され、審査員長のカイヤ・サーリアホほか、細川俊夫など5名の審査員により審査が行われた。

 髙木は、大阪音楽大学大学院作曲研究室修了。作曲を久保洋子、A.ゴーサン、ピアノを池田寿美子、久保洋子、油井美加子の各氏に師事。京都フランス音楽アカデミーにて、A.ゴーサン、E.タンギーの作曲クラスを修了。2017年には、第86回日本音楽コンクールの作曲部門では、弦楽四重奏とプリペアド・ピアノのための作品で第3位に入賞している。現在、大阪音楽大学・同短期大学部の作曲助手。

Concours de Genève
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